共感力が低い?それ長所だから!メンタルが安定する共感力の話

物事を冷静にフラットに考えたい人は、冷たく見られたり「思いやりがない」と思われがちで、自分に欠陥があるように感じてしまいます。

 

僕もそのうちの一人ですが、共感力が低いのはむしろプラスなんです。

 

共感力が低い人から見れば、共感力が高い人は感受性が豊かで人間らしくうらやましく見えることもあります。

 

しかし、心の安定を保つためには、共感性はむしろ低い方がいいんです。

 

カウンセラーや占い師など、悩んでいる人を相手にしている商売をされている方で、共感力が高いがゆえに気を病んでしまう人は多いんです。

 

恋愛面でも共感力が高すぎると、ただのイエスマンだと思われてしまい”つまらない人”とか”面白くない人”というレッテルを貼られることもあります。

 

一般的に共感力が高い方が思いやりがある人というイメージがありますが、一概にそうとも言えません。

共感力が低くても思いやりは持てますし、相手の立場に立って考えることも出来るんです。

 

共感力が低い人は客観的事実に基づいて判断できる人

共感力が低い人は、論理的に考えられる人です。

 

自分がどう思ったとか、相手がどう感じるかに関係なく、客観的事実だけを見て問題解決していける人です。

 

仕事の面ではプラスに働くことが多いですし、「クヨクヨ考えても現実何も変わらないよな」と切り替えも上手いことが多いです。

 

感情的な判断をする人よりメンタルが安定しているので、気持ち的な落ち込みや感情に任せた物言いとかをしないので、周囲から信頼されたり精神的に大人だと評価される場面も多いはずです。

 

共感力が低いから自分と他人を切り分けられる

客観的事実に基づいて考えられる人は、感情と事実を分けられている人です。

 

大半の人は

・自分がコントロールできるもの

・自分がコントロールできないこと

この2つを切り分けられていません。

 

自分がコントロール出来ないことをコントロールしようとして、大きなストレスを感じて怒ったり落ち込んだりしています。

 

きっとあなたは、愚痴や悪口を一方的に聞くことが苦手だと思います。

 

僕はそうなんですが、友人の愚痴や後悔した話を聞いていても「そんなこと言ってもしょうがなくない?」と心の中で思ってしまうタイプです。

 

そこで、共感力の低さを相手を理解しようとすることでカバーしています。

ホントにカバーできているかどうかは、相手だけが知ることですが…。

 

共感とは客観的事実と関係なく、相手がそう思ってしまうことを認めることです。

 

事実は1つでも、解釈の仕方は人の数だけあります

 

その原因が僕から見た場合、勘違い・誤解・正しい事実に基づいていないとしても、相手はそれが”正しい”と感じているという目の前の事実を認めるんです。

 

Amazonで中古パソコンを買った後に不具合が生じて、

「しまった~。こっちにしとけば良かった~。実はこれと迷ってたんだよね~」

と言われたら、

 

「今言ってもしょうがなくない?」

「最初からそっちにしとけよ!」

「最終的に選んだのあなたですよね?」

とかいろんな思いが湧いてきますが、ここで一旦その相手を理解するように考えてみましょう。

 

その相手は、最終的に自分が選んだにも関わらず、自分の選択を後悔し、今どうにもならないことで悩んでいる人なんだと。

 

ここでウソの同意をしてもいいんですが、僕はそんなことをしたくないので質問するようにしています。

「最初迷ってたパソコンはなんでやめちゃったの?」

「最終的な決め手はどこだったの?」

 

と聞いて、その人がどういう考えでその結果にただり着いたのかを探ります。

 

これだと肯定も批判もしていないただの質問なので、共感力はいらないんですね。

ただ理解しようとするだけで良いと思うんです。

 

僕は、ある程度”冷たい人”とか”思いやりがない人”と思われることを受け入れています。

ある種の諦めですね。

 

事実は1つでも、解釈の仕方は人の数だけあると言ったように、僕という人間は変わらなくても冷たいという人もいれば、優しいと言ってくれる人もいるわけです。

 

だから自分が受け入れられる人にだけ分かってもらえばいいかなと。

 

共感力が高いことのデメリット

人間関係ではいい関係を築きたいなら、共感が大事だと言われることが多いですよね?

だから僕も自分の共感力の低さを人間的な欠陥だと思ってました。

共感力が高い方がいいと思い込まされていたといった方が正しいかもしれません。

 

共感力は高いなら高いに越したことは無いと思います。

 

でも羨んでいた共感力の高い人たちにも苦労はあるんだなと知った時、このままでもいいやと思いましたね。

 

共感力が高いことのデメリットを1つだけ挙げます。

 

共感力が高いと感情移入しやすく振り回されやすいということです。

 

共感力の高い人は感受性が豊かな人が多く、映画やお芝居を観ても、人の話を聞いても一緒になって怒ったり泣いたりしています。

 

共感力の低い僕たちから見れば、魅力的にうつることもあります。

 

僕は自分が人造人間なんじゃないかと思うくらい自分には人の心がないんじゃないかと思ったこともありました。

 

卒業式で無く人の気持ちを理解出来なかったこともあります。

 

感情移入しやすいということは、事実関係よりその場の感情を優先させるという事なので、メンタルも不安定になりやすいんですね。

 

あとは接する相手の価値観や感情に左右されやすいんですよね。

 

共感力が高い人は、実はカウンセラーに向いていないという話もあります。

カウンセラーと言えば、共感力や傾聴力が求められる職業の代表のように思いますが精神科医の名越先生もご自分で「カウンセラーに向いていない」とおっしゃってました。

 

共感力が高すぎるとその人の気持ちと自分の気持ちを同一化してしまいがちで、問題解決に導くよりも依存関係になりやすいんだとか。

 

ということで、共感力が高いと高いでデメリットもあるという事です。

 

共感力が低いからダメ、高いから良いというわけではありません。

 

大事なことは、自分の弱点を知っていることです。

 

共感力が低いから自分の人生を生きられる

日本は同調圧力が強いと言われます。

 

東日本大震災の時も礼儀正しく行列を作る日本人が評価されていましたが、あれも同調圧力が強いからじゃないかという人もいます。

 

ただはみ出すのが怖いから、逆にいいこともしないんじゃないかと。

 

電車で自分が座っている目の前におばあさんが立ってたら席を譲りますか?

 

他人の価値観や世間体、人の評価に振り回され自分の人生を生きられない人が多い中、共感力の低さはそうした雑音を気にせず自分が良いと思ったことを実行できるという決断力と行動力の原動力になり得ます。

 

共感力の低さがマイナスになることもありますが、マイナス面もあるということも理解してればそれでいいんじゃないかなと思うんですよね。

 

共感性の低い人は、他人に干渉せず良い感じで無関心でいられるので、他人に振り回されず自分の人生を生きやすいというメリットがあるので、共感力を無理にあげようとしなくていいと思います。