僕が人口5,000人の地方(田舎)から都会に出てきて、社会人5年目の25歳の頃。
専門学校を卒業後、大手の技術職を2年で退職し、知り合いの紹介で中小企業で働き、年収は400万。
独身で一人暮らし、みんなが大阪や京都に就職する中、僕は一人愛知県に出てきたため、休日はほとんど1人で過ごしていました。
前の会社の後輩に誘われて、始めてやった副業はMLM。
その頃の生活は、会社の仕事が終わってから、人と会ったりセミナーに行って、家は帰って寝るだけの場所。
家に0時を超えてから着くこともしばしば。
慢性的な寝不足のため、寝坊して会社に遅刻することもたびたび。
自分を変えるために始めた副業なのに、成果が出ず、度重なる遅刻で会社をクビになりそうになる始末。
副業で疲弊し、本業にも支障が出るダメダメ人間でした。
俺は何やってんだろ~。
俺ってこんなダメな奴だっけ?
このままじゃいけないとわかりつつ人生を迷走し、自己嫌悪の連続。
“将来への自己投資“という名目で作った借金が50万。
その借金が雪だるま式にふくらみ、最終的に200万。
25歳で年収400万。
端から見れば、悪くないと思う。
でも、会社の給料が将来劇的に上がることはないと分かっている。
しかも、都会に出てきて5年目、彼女がいたこともない。
会社以外の知り合いと言えば、前の会社の後輩を通じて知り合った後輩の友達の男女2人。
それも、MLMを通じて知り合ったので、MLMをやめてからも、たまに連絡はとるが、ただの遊び目的で会うほどの仲でもない。
女友達どころか、男友達も0に近い。
気がつけば、自分が学生時代に思った、”将来なりたくない大人“に自分がなっていた。
ただ金のために働き、女っ気もゼロ。
さらに借金もある。
借金返済のため、働いても金がない。
そんな現実を目の当たりにして、自分が社会の最下層にいることを実感する。
このままじゃいけない!”何か”を変えなければ!
ずっとこんな生活が続き、情けない男のまま30代に突入することを想像するだけでも吐き気がした。
しかし、専門卒で学歴もない…。
自分の武器など、何もない。
ドラクエで言えば、こん棒と布の服だけで冒険するようなもんだ…。
小学生の頃は足が速い方で、勉強もまあまあできたため、クラスの女性としゃべる機会もあった。
しかし、中学・高校と進んでいくにつれて、女子としゃべる回数は年々減っていった。
高校は機械科だったため、クラスに女子は0。
高校の時しゃべった女子と言えば、所属していた野球部のマネージーか、生徒会の女子くらい。
運よく生徒会の1人の女子が僕を気に入っているという話を、マネージャー(生徒会の女子とクラスメイト)から聞き、ラッキーなことに付き合うことになった。
でも、それまで女性とデートすらしたことのない僕は、キスまでに何か月かかっただろう?
半年はかかったかもしれない。
それも、彼女がシビレをきらして…。
彼女の家に遊びに行っても、臆病すぎて手一本触れられない。
そんなチキン野郎なので、卒業と同時に自然消滅。
こんな恋愛経験しかなかった25歳の僕は、文字通り0からのスタートだった。
最初は、とにかく出会いを増やそうと、当時多くの人が使っていたmixiのオフ会や社会人サークルのパーティーに行きまくった。
50人ほどが集まる出会い目的のオフ会。
今思えば、人見知り・口下手の僕には、恐ろしく不利で居心地の悪い状況。
そんな自分に不向きな状況で1つだけ得たことがある。
「大勢の初対面の中に、1人で参加する」
という行動は、いつの間にか僕を極度の人見知りから、ちょっと人見知りレベルにまで押し上げてくれた。
しかし、出会っても出会っても深い仲になれる女性はあらわれない。
人見知りは改善され、初対面には慣れたけど、自分でどう頑張ってみたっていい人止まり。
出会った女性とLINEを交換しても、時間が経つごとに返信が遅くなり、連絡がとれなくなり、彼女が出来る気配ゼロ。
僕が勝手に、
「自分に好意があるのかも」
と勘違いした女性は、宗教やビジネスの勧誘目的の女性ばかりだった。
女性を口説くスキル0どころか、マイナスだった僕は、恋愛本を読みあさる。
無知は罪
僕の大好きな漫画『クロサギ』の中で、主人公の黒崎が知らずに人を騙していた男性に言い放った言葉。
山下久さん主演でドラマ化されたので、あなたも知っているかもしれない。
自分が、詐欺に加担していることを知らずに詐欺を働く。
僕がたまたま生徒会の女子と付き合えた時がそうだ。
全てが”たまたま”だったため、再現性がない。
私は”自分が何も知らないということを知っている”点で、あなた方より賢い。
これはソクラテスが、街の知識人に責められた時に言い放ったとされる言葉。
当時の僕は、女性から見た時に、自分が男としていかに魅力がないかということも知らずにいた。
高校生ぐらいから、
「物理・化学・数学の公式なんて勉強して何になるんだ!」と、
勉強に対して反感を持っていました。
そんな勉強嫌いの僕は、新卒で就職した20歳で不眠症になったことをきっかけに、寝る前だけ本を読んでいました。
それまで漫画しか読んだことのない活字嫌いだったため、「本を読めばすぐ眠くなるだろう」という単純な発想でした。
20歳から、少ないながらも読書をして、知識は自分を助けてくれることを実感していました。
それからの僕は、恋愛の知識をるけるため、恋愛本・心理学・脳科学など、恋愛に関連しそうな本を鬼のように読みまくりました。
本を読んだことで、確かに知識は増えた気がしました。
しかし、たった1つの問題は解決されないままでした。
それは「彼女が出来ない」ということです。
知識が増えることで、話の幅は広がります。
共通点が増えることで、仲良くなりやすくはなります。
・清潔感がある
・店員さんに偉そうにしない
・優しい
・愚痴・悪口を言わない
これらは友達レベルでも、無くてはならない基本装備です。
友達として仲良くなることと、恋愛対象として仲良くなることは、全くの別物です。
この現実をハッキリと確信しました。
僕は、この現実を気づくのに、ずいぶん遠回りしました。
多くの失敗をしてきて思うことは2つです。
1つ目は、「知っていること」と「出来ていること」は違うということ。
もう1つは、「自分を知ること」と「相手を知ること」ことが超絶大事だということ。
「女性を褒めるのが大事」と分かっていても、心の中で思っているだけでは、何も伝わりませんし、現実は何一つ変わりません。
相手を知ることは、恋愛の場合なら「女性」です。
そして、自分を知らないと、成功者の話だけを鵜呑みにして、自分に合わない方法を繰り返し、失敗して自信を失います。
失敗する方法には、共通点があり限られています。
だから、それを避ければいいだけなんですが、成功例は人の数だけあります。
例えば、「出会いを増やすには、ナンパが一番」と言っている人がいるとします。
もちろん論理的には正しいし、それで女性経験が爆発的に増えたり、口説きのスキルが恐ろしく向上した人も知っています。
でも、そもそも仕事が忙しかったり、田舎に住んでいたり、内向的な性格だったらどうですか?
それでも「ナンパが一番」と言えるでしょうか?
自分には「ナンパが最適の出会いの方法」と言えるでしょうか?
成功したければ、成功者のマネをしろ!
この言葉自体は間違いではありませんが、僕もマネをしたから上手くなれました。
しかし、自分と正反対の性格や環境にいる人のマネだけしていても、ダメなんです。
僕のような内向型人間で、「1人が好き」みたいな人間は、クラブナンパは地獄でしかありません。
そもそも、洋楽をそんな聴かなかったり、うるさい場所が嫌いだったり、露出多めの女性が苦手だったり。
そんなところに、清楚で可愛らしい、脱いだら意外とおっぱいが大きい女性がいると思いますか?
このように、あなたが狙う結果と、そのプロセスが違うと、全てムダな努力になってしまいます。
努力は必ず報われる
この言葉は、半分ホントで、半分間違いです。
自分に合った、正しい努力を続けた人が報われます。
ただ苦しい思いをするのも努力ですが、それは精神をすり減らせるだけで、長く続きません。
成功の一つのポイントは、継続です。
続かないということは、現実は何も変わらないということです。
僕は、かなり迷走し、遠回りしました。
そんな経験をもとに、最短距離で最善の結果得られるように、恋愛初心者向けの情報を中心に、仕事・メンタルについても、あなたに役立つ情報を発信します。
恋愛の方程式は、『彼女を作る=出会いの数×魅力×接触頻度』です。
極端な話、あなたの魅力が10でも、出会いがなければ0、接触する人もいませんから0になります。
0×10×0=0
出会いの数が多くて、マメに連絡してデートに誘えたとしても、あなたの魅力が0に等しければ、彼女はできません。
彼女が出来ない男性は、どこかが不足しています。
そして、それを客観的に分析できる男性はごくわずかです。
25歳当時の自分を自己分析すると、『出会い0、魅力0~1、接触頻度0=0』になります。
彼女が出来ないのは、当然ですね。
そこから、出会いを増やすこと、魅力を高めることに注力した結果、100人斬りには遠く及びませんが、女性に困らない程度にはなりました。
清楚で笑顔が可愛いくて、腕を組むとおっぱいがムギュッと当たってしまうような女性を彼女にし、その彼女に尊敬されるような、カッコいい大人を一緒に目指しませんか?
精神的に安定し、いつでも彼女が出来る自信を持ち、将来的には奥さんの友達から「カッコいい旦那さんだね」と言われる男を目指しませんか?
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