☑メンタルがあまり強くなく、感情的になったりイライラしたり、他人に悪口を言われると、すぐに落ち込んでしまう
☑メンタルを鍛えようと意識しているつもりだけど、なかなか強化されなくて困っている
僕も20代前半の頃、自分のメンタルの弱さが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
その時にいろいろな解決策に出会いました。
☑自分を厳しい環境に置くと良い
☑嫌なことを言ってくる人は、気にしなくていい
☑楽に考えよう
僕は、厳しい環境に置きすぎて、半年で会社を辞めました。
嫌なことを言ってくる人が気にならなくなるのは、メンタルが強くなった後の話です。
楽に考える方法を知っていれば、そもそも「メンタル強くなりたい!」とは思わない。
いろいろ試行錯誤を繰り返しましたが、即効性のあるものには出会えませんでした。
結論から言えば、メンタルを強くするのに即効性のある方法はありません。
少し絶望的な気持ちになるかもしれません。
でも安心してください。
メンタルは1ヶ月などの短期では変化はないかもしれませんが、コツコツ続けていれば必ず強くなります。
僕がコツコツ続けて一番効果を感じているモノが読書です。
メンタル強くなりたいなら、誰かに相談するより1人で読書
メンタルは経験と共に強くなっていくものと思われがちです。
10代より20代、20代より30代。
大人になって経験が多くなればなるほど、メンタルも強くなるかと思ったら、意外とそうではなかったりします。
なぜそんなことが起きてしまうかと言うと、自分が経験出来ることって限られているんですね。
イラっとしたり、落ち込むといった感情の動きは、1日の中で頻繁に起きます。
その度に、「そういう時には、こうやって解決するんだよ。」とは、誰も教えてくれません。
僕たちはそのたびに、自分で気持ちに折り合いをつけながら生きています。
折り合いがつけられないから、イライラしたり、落ち込んだりします。
しかし、気持ちに折り合いをつけてストレスを溜めない人もいます。
その違いはのほとんどが、これまでどんな考え方をする人と接してきたかが影響しています。
例えば、あなたが給料の安さに不満を持っていたとします。
ある人に相談すると、
「え~それは少なすぎるよ!ブラック企業なんじゃない!?」
と言われました。
しかし別の人は、
「その業界だと、そのくらいが妥当だよ。もしかしたら、働く業界を含めて転職も考えた方がいいかもね。」
読書をすると、いろいろな考え方の人に出会えます。
「会社員として働くことが一番の保険になる」
「会社員として働き続けることは、リスクでしかない」
正反対の主張を聞くこともあります。
どちらが正解かということは、それほど重要ではありません。
読書をすると、単純に視野が広がります。
イライラしたり、落ち込んだりする時は物事の一面しか見ていないことが多いです。
読書をすることで、考える材料や見る視点が増えるので、今起こっている出来事を主観的に見るだけでなく、客観的に見られるようになります。
世の中の成功者ほど、読書家だと言われます。
本当の成功者ほど、穏やかで謙虚な人が多いようです。
毎日30分の読書を10年以上続けて思うこと
1冊の本を読み終えて、メンタルが劇的に変化する人の方が稀です。
これまで何十年と弱いメンタルで生きてきたのに、1ヶ月くらいで強いメンタルを手に入れられるはずもありません。
何かを身につけようと思えば、”忍耐”と”継続”の2つが必要不可欠です。
ほとんどの人は、目に見える変化が感じられないと1週間とか1ヶ月とかの短い期間で辞めてしまいます。
“目に見えないところで、変化を起こし始めているのに“です。
僕は読書を始めた頃は、毎日寝る前の30分は本を読んでそのまま寝落ちしていました。
最近は、少し早起きして、朝の出勤前に家を出るまでの30分を読書にあてています。
24時間のうちのたった30分の習慣を続けるだけで、メンタルは徐々に強化されていきます。
唯一のデメリットは、変化が目に見えないことです。
これが、多くの人が効果を感じられない原因です。
30分がハードルが高く感じたら、1日5分でもいいです。
5分が無理そうなら1分。
自分に無理のない範囲で、読書習慣が持てると最高です。
読書をすると感情がコントロールできるようになる
読書をして、様々な立場の人の話を聞くと、物事をいろんな角度で考えられるようになります。
あなたが、男女問わずいろんな年代や職業の人と知り合いならその人たちの話を聞くでも十分に効果があります。
僕たちは、自分が生きてきた中だけで、いろいろなことを判断するには、あまりにも視野が狭すぎます。
僕は昔はいろいろな交流会やオフ会に参加したこともあります。
時間の無駄とは言わないですが、本を読んでいた方がよほど有益だと感じています。
本を書く人と言うのは、何かしらの功績が認められた人たちです。
その人たちの考えを1,000円程度で知れるんです。
本は自分の好きなタイミングで読めます。
5分時間が空いたりした時に、手軽に読めます。
読むジャンルは自分が興味を持てる本でいいんです。
小説を読むことで、人間のさまざまな感情に触れられます。
ビジネス書や自己啓発を通して、優れた仕事をする人の思考を手に入れられます。
心理学を読むことで、「人がなぜそういう行動をとるのか?」という理由を知ることができます。
自然について学ぶことで、”人間の力ではどうしようも出来ないこともある”と知ることができます。
エッセイだろうと、育児書だろうと、自分の人生に活かせる学びは必ずあります。
いろいろな視点から、自分に当てはめて考えることで、感情をコントロールできて、平然と自然体で生きられるようになっていきます。
メンタルは、少しずつ確実に強化されていく
メンタルを強くするには、時間がかかることも覚悟しておいた方がいいです。
テストの一夜漬けのように、今日勉強したから、明日点数が上がるということでもありません。
「本を読んでも何も変わらない」
「本なんて何の役にも立たない」
このように言うに足りないのは、素直さか実行力です。
例えば、毎日5ページだけ読んでその中の1つを実行する人は確実にメンタルが変わり始めます。
本が200ページあるとしたら、1冊読むのに40日かかる計算です。
反対に、3日で1冊読む。
1ヶ月で10冊読むだけ。
もちろん読むだけでもそれなりの効果はありますが、効果を最大化するには、実行力がある方がはるかに成長します。
メンタルの成長っていうのは、目に見えないので、なかなか効果を実感しづらいのが難点です。
だから、「今日は○○ができた」という自己満足も必要です。
自分でやろうと決めたことを、後回しにせずに実行するだけでも、自信がついてメンタルは知らない間に、どんどん強化されていきます。
メンタル強くなりたいなら、気になる本を手に取ろう
当記事をまとめます。
・メンタルを強くする即効性のある方法はない
・メンタルを強くするなら、毎日30分のコツコツ読書
・誰かに相談するより、1人で読書
・どんな考え方の人に接するかは、メンタルに大きな影響を与える
・様々な人の考え方や意見に触れることで、思考が柔軟になり、感情をコントロール出来るようになる
・読書の効果を最大化するコツは、素直さと実行力
・メンタルの強化は、目に見えないので忍耐と自己満足も必要
自分が興味を持てる分野から、毎日5分からでもスタートしてみて下さい。
毎日30分読書を10年続けていると、いろいろな場面で読書をしておいてよかったなと感じます。
人がストレスに感じることをストレスに感じなくなったり、多くの恩恵を受けています。
証明できないのが、残念ですが…。
だから、効果は実感してもらうしかありません。
読書の効果が表れるまでは時間がかかることもあります。
短期(1~3ヶ月)ではなく、長期(半年~)でのメンタルの成長を考えれば、読書が最高です。
知識や知恵は誰にも奪われることが無いので、身につければ一生あなたのものです。
長い人生を考えても、読書する人と読書しない人の間には、感情のコントロール以外にも、大きな差が生まれると思っています。