安定剤に依存せず、毎日の感情を安定させるたった一つの手段

精神安定剤(抗不安薬)は、強ければ強いほど、不安を抑える作用は強くなりますが、同時に副作用も強くなり、耐性依存性が出ます。

 

心療内科の医師も

「安定剤でとれる不安には限界があるので、別の方法で不安を取り除くことを選択しましょう。」

と言っています。

 

つまりこの言葉には、

「あなたの不安を最終的に取り除くのは、私たち医者では無く、あなた自身しかいません」

という裏のメッセージが込められています。

 

精神的な不安を”根っこから”取り除くために必要なものは何かを考えるうちに、あなたには

選択肢が1つしかないこと、そしてそれは自己肯定感を向上させることだと気づくでしょう。

 

安定剤に依存しなくても、精神は安定する

あなたはこのようなことで悩んでいませんか?

・無気力になる事が多々ある

・「私の悪口を言っているのかな?」と考えることがある

・「自分はいらない人間なんだ」と感じ、酷く落ち込んだり、イライラしてしまう

・「気にしすぎ!」とよく言われる

・全く悪くない相手に難癖をつけて文句や悪口を言ってしまう

・自分の行動を抑えられないことに後悔する

こんなことを周りの誰かに相談したら、きっとこんな返事が返ってくるんじゃないでしょうか?

「気にしすぎ」

「そんなん誰だって感じてる」

「甘えすぎ」

「お前が悪い」

「そんなんじゃ、社会でやっていけない」

 

あなたも自分が悪いとわかっているはずです。

「こんなことはやめにしたい」と思っているはずです。

「味方が欲しいだけなんだ」ってわかっているはずなんです。

 

でも、家族や友達に迷惑をかけたくないんですよね?

 

周りに迷惑をかけずに、安定剤にも依存せずに、毎日感情を安定させるためのたった1つ

手段は、そんな自分を肯定(認める)してあげることです。

 

自己肯定感を上げることだけが、被害妄想や精神的な不安から抜け出せる唯一の方法です。

【参考記事①】

自己肯定感を上げる方法を知りたい方は他にいませんか?

【参考記事②】

自己肯定感を高める言葉で得する人、低くする言葉で損する人

安定剤依存が人間を破壊する3つの理由

精神安定剤(抗不安薬)には、主に「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」と「セロトニン1A部分作用薬」

の2種類があります。

【ベンゾジアゼピン系抗不安薬の特徴】

・不安を抑える作用がある

・即効性のあるものから、15~20分くらいで効果が出始めるものなど様々

・抗うつ作用がある

・筋弛緩(きんしかん)作用→筋肉の緊張を和らげる

・催眠作用→ウトウトした状態にする

・抗けいれん作用→けいれんを抑える

※長時間あるいは、多量の使用を継続すると、耐性や依存性を生じるという問題がある

 

【セロトニン1A部分作用薬の特徴】

・ベンゾジアゼピン系抗不安薬のように、耐性や依存性が生じることはほとんどない

・現在はほとんど使われることはない

※「効果が弱い」という問題がある

 

精神安定剤(抗不安薬)を上限量まで増やしたり、別の精神安定剤を追加したりしても、

劇的に症状が改善することは99%ない。

 

不安は僕の経験上、「知る」「思考を変える」「自分を育てる」ことで、徐々に解消されます

 

安定剤を7年飲んで社会復帰したが、記憶障害が酷い

しほ(仮名)

私は、投薬歴7年程の精神病患者です。

お陰様で最近ようやく元気になり、通院と投薬を続けながらも社会復帰を果たしました。

しかし、長年精神薬を服用していたせいか、記憶障害が酷いです。

今日の朝食べたものも、さっき書いた文字も思い出せない時があります。

記憶障害のせいで、せっかく社会復帰を果たしたのに、今日自分がやった仕事もよく思い出せず、不安になり精神が安定せず、また薬に頼る悪循環に陥っています。

 

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スウェーデンの医薬品委員会では、「不安の薬物療法には、薬物依存のリスクのため、ベンゾジアゼピンを避けるべき」としているそうです。

安定剤を飲み始めた7年前は1日1錠、今は1日20錠

すみれ(仮名)

7年くらい前デパス(セロトニン1A部分作用薬の1種)に出会い、1錠でとても気分が落ち着いて楽になり、世の中がキラキラしたものに見えてしまい、そこから私のデパス依存症が始まりました。

今は1日20錠飲まないと効き目がありません。ほぼ毎日20錠飲んでいます。3つの病院をかけもちして薬を集め、完全に中毒だと自分でもわかっているのですが、どうしても薬に手が伸びてしまいます。1歳上の娘がいる上、今2人目を妊娠初期にも関わらず、薬を大量摂取しています。

最低な母親だと思い、落ち込む毎日です。

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この方の証言が本当だとすれば、デパス(セロトニン1A部分作用薬)は、”効果が弱いという問題”という特徴をもつため、効果が弱いから1日20錠までいってしまった。”耐性や依存性が生じることはほとんどない”ことを考えれば、この方は、薬物そのものに依存しているんじゃなくて、薬物に精神的に依存していると考えられます。

 

安定剤の副作用は肝機能障害、眠気、集中力・注意力低下、頭痛、ふらつきetc

向精神薬には様々な種類がありますが、ここでは鎮静剤・催眠剤(睡眠薬)・精神安定剤・抗不安剤の副作用についてみていきます。

 

個人的には、精神安定剤などの精神薬は、「飲んだら終わり」くらいに思っていますが、

僕自身も過去に精神科・心療内科で「うつ状態」と診断された事があるので、精神的な

辛さはよくわかります。

 

もし、飲むにしても口に入れるものなので、最低限このくらいは知っておいて欲しいです。

 

鎮静剤

鎮静剤は本来、気持ちを和らげ、筋肉の緊張をほぐす役割がありますが、乱用すると、舌がもつれる・足元がふらつく、などの症状が出てきます。

多量に摂取した場合には、呼吸の機能を低下させ、昏睡から死に至ることもあります。

 

鎮静剤には依存性があり、一定期間使い続けると耐性が生じます。

 

薬の量が増えた後に、突然使用をやめると、不安・不眠・けいれんなどの禁断症状を引き起こします。

また、妊娠中の女性が鎮静剤を乱用すると、生まれた子供にも影響があり、生後しばらくたってから禁断症状と同じ症状が現れることがあります。

先天的な障害や、行動に異常が見られる子供が生まれることも報告されています。

 

催眠剤(睡眠薬)

催眠剤は、不眠症などの人に正常な眠りを促すための薬です。

心に落ち着きをもたらし、眠気を誘います。

しかし、乱用すると脳の呼吸中枢を壊し、死に至ることもあると言われています。

 

催眠剤の恐ろしさは、耐性にあります。

ごく短期間に耐性が形成され、摂取量が急激に増えるので、いつのまにか致死量に達するほど摂取してしまうことがあります。

アルコールと一緒に飲むと、強烈な抑制作用が起こり、昏睡や死亡の危険もあります。

 

慢性的な乱用の副作用として、正常な睡眠がとれない・めまい・ふらつき・精子の減少・奇形児の出産などの可能性があるとされています。

 

精神安定剤

普通の人が乱用すると、恐ろしい作用が現れます。

 

例えば、一瞬にして頭が真っ白になるようなショック状態・言語不能・文字が書けないなどの極端な症状が出ることも報告されています。

また、薬によっては、脳内のドーパミンという物質の分泌を止めてしまうので、全身の筋肉がまともに動かなくなってしまうこともあります。

行動異常や強迫観念などが起こることもあるようです。

 

また、抗うつ剤として知られているような薬は、一時的に「超人的な気分」をもたらしますが、その分副作用もすさまじく、不眠・食欲不振・興奮・イライラ・情緒不安・性器委縮などが起こります。

 

こういった副作用により、精神的依存が始まります。

耐性も強く、あっという間に最初の量では効果が得られなくなり、薬物への依存が始まります。

 

抗不安剤

トランキライザーの名で知られる抗不安薬は、一部のものを除いて、ほとんどが多大な副作用を持つ成分を含んでいます。

乱用による摂取では、翌日にだるさや吐き気・手足のしびれ・眠気・脱力・疲労感・意識がもうろうとするなどの症状が現れてきます。

 

これらの薬のまとめ

これらの薬は脅迫的な不安感にかられた時に服用するもので、一時的に気分が落ち着いたり、気分がさえわたるような感覚を与えてくれますが、あくまで医師の処方が必要な薬です。

しかし、精神的依存をまねく恐れのある危険な薬物」という側面を持つことをしっかりと理解してください

 

僕の友人は、精神安定剤・睡眠薬依存で自殺未遂を繰り返していました

僕の友人は医師の診断のもと、精神安定剤と睡眠薬をもらっていましたが、気分が落ち着いている時に飲まなかったり、別の病院にかかったりすると、家に薬が溜まってきたりするんですね。

 

そして、激しい不安に襲われたり、「私の悪口を言っているのかな?」という妄想にかられた時、「自分はいらない人間なんだ」と感じてしまった時などに、大量に飲むことによって、自殺未遂を繰り返していました。

 

これは個人的な見解も含みますが、こういった行動に出るのは、本当に死にたいからではなく、

心配されることで自分の価値を確認したいからだと考えられます。

だから、未遂を何回も繰り返します。

 

こうなると、普通に1人の友人として付き合うことは難しくなってきます。

 

薬はあくまで補助でしかありません。

 

安定剤などに依存してしまうと、それなしでは日常の生活を送るのも困難になって、精神的な

安定からどんどん遠ざかってしまうでしょう。

 

大事な事は精神を不安定にさせている根本原因を取り除くことです。

「なぜ自分を好きになれないのか?」

「なぜ自分の存在価値を感じられないのか?」

「自分の良いところってどこだ?」

こういった質問にはっきりと答えられなくても、何となくぼんやりと答えが見つかると

いいですね。

【参考記事】

人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法

 

安定剤に依存せず、精神を安定させるには、”じしん”を育てることが不可欠

安定剤に依存せず、精神を安定させ穏やかな日常を取り戻すには、2つの「じしん」を育てましょう。

「自信」と「自身」

 

自信は、小さな成功体験から生まれます。

あなたは、子供時代と比べて何が出来るようになりましたか?

自転車や車に乗れるようになったり、漢字が書けるようになったり、一人暮らしが出来るように

なったり、過去を振り返って出来るようになったことがいろいろあるはずです。

「みんな当たり前に出来る」ことは見過ごしてしまいます。

 

「そんなことで自信が持てるわけないじゃん!」と思われるかもしれません。

 

これも生まれてから今までで比べれば、立派な成長です。

あなたは、これまでの人生でものすごく成長しているんです。

こういう小さなこと・普段当たり前に思っていることに気づくことが、幸せへの第一歩です。

 

幸せは僕達の周りにいっぱいあるんです。

ただそれに「気づく人」と「気づかない人」がいるだけです。

今の幸せに気づける人が幸せな人なんだろうと思います。

 

自身とは、あなた自身です。

僕も自分自身を育てる・成長させることで心が穏やかになれました。

知らない分野の知識を吸収したり、行ったこと無い場所に行ったり、少しだけ今までの

自分と違う行動を選ぶことで、いつもと違う刺激があります。

 

そうやって少しずつ自分の持っている器を広げていく。

イメージは何回も卵を入れて、2層・3層と巻いていってどんどん大きくしていく「卵焼き」です。

 

普段と違う行動をとるのには少し「勇気」がいります。

今までと違う選択をするのは誰だって怖いものです。

 

ここで、少しの自信があると、すんなり行動に移せるんですが、

「どうせ私なんて…」

と思っていると、なかなか行動を起こせなかったりします。

 

 

なのでそういう場合は、先に「自信」を育てることが大事なんですね。

 

その「自信」につながるのが、「自己肯定感」。

 

「あなたの不安を最終的に取り除くのは、あなた自身しかいません」

 

あなたはすでに気づかれている事でしょう。

精神的な不安を”根っこから”取り除くための選択肢は1つしかなく、それが自己肯定感の

向上で”穏やかに日々過ごすためには、絶対的に必要なもの”だと。

 

 

健全な自己肯定感が持てれば、精神安定剤にあなたの人生を脅かされる心配はありません。

自己嫌悪や被害妄想で落ち込んだり、不安になったりすることもありません。

 

・無気力になる事が多々ある

・「私の悪口を言っているのかな?」と考えることがある

・「自分はいらない人間なんだ」と感じ、酷く落ち込んだり、イライラしてしまう

・「気にしすぎ!」とよく言われる

・全く悪くない相手に難癖をつけて文句や悪口を言ってしまう

・自分の行動を抑えられないことに後悔する

 

このような人生に本当に終止符をうち、本来のあなたの人生を取り戻したいなら、

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