このようなことはないですか?
・人間関係にストレスを抱えて、とても辛くイライラしている時、つい恋人にあたってしまう
・仕事の人間関係などでストレスがあって、薬を飲んだり、眠れなかったりする
・ムカついて、相手にはっきり言いすぎてしまい、後悔する
・人間関係を築くのが下手で、すぐ人が離れていくように感じる
僕は今まで、たくさんの人を見てきて、人生に生き辛さを感じていたり、ストレスが多く心が不安定な人に共通する特徴があることを発見しました。
しかもこの特徴は、不平不満や愚痴の多い人、嫌われる人、避けられる人の9割以上の人たちに当てはまるものです。
上のグラフは、厚生労働省が発表している資料の中にある精神疾患の患者数の推移です。
データが少し古いですが、注目して欲しいのは、全体の患者数はH8年~H20年で約1.48倍
なのに対し、紫色の「うつ病など」の患者数が2.4倍になっている点です。
精神科や心療内科にかかったことのある人ならご存じだと思いますが、今はどこも
予約が簡単に取れないほど、患者さんでいっぱいです。
今うつ病などの精神疾患に悩む人は、400万人を超えています。
しかもこれからもどんどん増えるだろうと予測が出来ます。
これには、もちろん社会の変化、不景気、年金の減少、ボーナスや昇給が減って
経済的な不安が増した結果など、いろいろな見解があるかと思いますが、
僕の見解はこうです。
「精神的に子供のまま大人になってしまっている人が増えた」
あるいは、
「卒業してから勉強をパッタリと辞めてしまう人が多いので、変化についていけなくなった
結果」
本来、年齢と共に精神的に成長出来れば、目の前の問題を解決しながら生きていけます。
時間は勝手に流れているので、年齢の成長は止められません。
しかし、精神的な成長を止めてしまうと30代40代と年齢を重ねるにつれて、実年齢との
差が広がっていって、どんどん精神的に辛くなっていきます。
もし、あなたが今、人間関係に何らかのストレスを抱えていて、それらを解消したいと思っている
なら、これからお話する内容は、あなたのためのものです。
「人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法」をよく読み、ぜひ自分を見直して
見て下さい。
それが、人間関係のストレスを減らし、楽に生きる「最も確実な方法」だと断言できます。
これからお話することは、当てはまってしまう人にとっては、耳の痛い話だと思います。
「偉そうなこと言うな!!」
そう思われるかもしれません。
ですが、僕自身が「うつ状態」を経験し、様々な本を読み、たくさんの人の話を聞き、14年間実践してきて、今は人間関係にストレスをほとんど感じていないからこそ、分かることでもあります。
本当にあなたが、
「人間関係のストレスを解消したい」
と本気で思うなら、最後までしっかり読んで、自分の心と向き合い、素直な気持ちで考えてみてもらえたらと思います。
人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法①
「考えの甘さを認識する」
人間関係のストレスの大半は、
「相手を変えようとする」ことで起きます。
「彼女がもっと連絡を頻繁にしてくれたら…」
「上司が事前にもっと準備してくれていたら…」
「親があんなに頑固じゃなければ…」
人間は誰しも「自分は正しい」という認識をしたいので、自分ではなく周りが間違っている
と思ってしまいます。
これが、人間関係が悪化したり、喧嘩になる大きな原因です。
ですが、このような考え方は、大きな間違いです。
変わる必要があるのは、相手ではなく自分です。
もちろん相手にも落ち度はあるでしょう。
「あんな言い方しなくても…」
「いつも一言多いんだよな…」
ということも確かにあります。
僕もいまだにストレスフリーというわけにはいきませんが、5年前や10年前に比べると
ビックリするくらい”ストレスに感じる事”は減っています。
相手の性格や行動は、相手が自分自身で「変えよう」と思わない限り変わりません。
ならば、自分の感じ方を変えてしまうしかありません。
相手を変えようとすることは、東京に向かう新幹線の前に立ちはだかって、無理やり全く逆方向の
博多に向かわせるくらい難しいと認識しておきましょう。
自分の考え方を変えるにしても、考え方は自分の長年の”思考のクセ”なので、本を1冊読んだら
その瞬間から人が変わったように、悩みが消えるというものではありません。
本1冊を1回読んだだけで、簡単に変わるようなら誰も苦労しません。
粘り強く取り組んでこそ成果がでます。
自分が変わるより、相手を自分に従わせた方が楽だと感じてしまいます。
相手が間違っていると考えた方が、自分の責任を放棄出来ます。
そのような認識の甘さがあると、職場が変わっても、恋人が変わっても、また同じような
人間関係のストレスで悩むことになります。
なぜなら、問題は相手にあるのではなく、自分自身にあるからです。
自分自身の改善に粘り強く取り組める人だけが、人間関係でストレスを抱えない人になれます。
人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法②
「被害者意識を手放す」
これは、僕が中学生~高校に抱えていた問題です。
人口5,000人の田舎に生まれ育った僕が通っていた中学校は、部活が3つしかありませんでした。
その3つとは、「卓球部(男子)」「バレー部(男女)」「文化部(男女だけどほぼ女子)」。
文化部は、吹奏楽や家庭科などをひとまとめにして、一つの部にしていました。
なんせ、中学校の全校生徒が約60人なので(笑)
小学生の頃、野球がそこそこ出来た僕は、「強豪校に言って甲子園に出る」「プロ野球選手になる」
のが、一つの夢でした。
でも、その田舎の中学にそのまま進学したんですね。
そうすると、野球を出来る環境がないわけですよ。
仕方なくバレー部に入りましたが、毎日が全然面白くない。
中学で野球をやっていないので、当然野球の強豪校に入るなんていう選択肢は僕の頭から
消滅しています。
そうなると、
「自分は、なんでこんなクソ田舎に生まれたんだ!」とか、
「中学に野球部があったら、こんな思いをしなくてすんだのに!」とか、
「生まれた場所が悪かったから、夢を壊された!」とか、
とにかく『自分以外のせいにする』ということで、自分を正当化していました。
なにか嫌な事があったり、上手くいかないことがあると、
「俺のせいじゃない」とか、
「あいつのせいだ」とか、
「生まれた場所が悪かった」とか、
そうやって自分以外の責任にしていました。
でも、今もこのような考え方をしていたら、間違いなく親を恨んでいたでしょうし、
言い訳ばかりで自分で解決しなければいけない問題から、逃げてばかりの超クズ人間に
なっていたと思います。
死ぬまで「誰かのせい」「自分が置かれた環境のせい」にして人生を棒に振っていたと思います。
自分以外のせいで自分の人生が決まってしまうとしたら、生まれた時から「あなたの人生は100%こうなりますよ」と決められていて、それが一生変わらないことを意味します。
確かに、自分の身に起きることの中には、地震や災害、生まれた場所、自分がどんな親の元に生まれるか、などコントロール出来ない事もあるのは事実です。
しかし、それで自分の人生全体が決まってしまうなんてことは、決してありません。
例えば、離婚したとします。
その時に、「俺は悪くない」「あいつが浮気したのが悪いんだ」「おれは被害者だ」そう思っていたとしましょう。
こう考えたら、別れたのは、全面的に相手が悪くて、自分は1mmも悪くないので、今後の恋人との付き合いで自分を改めることはないでしょう。
しかし、仮に「自分の魅力が足りなったかな」「もっと彼女の事を深く知ってから結婚するべきだったかな」など、自分の責任として捉えられたらどうでしょう?
その瞬間、問題を解決するのは、「自分」になります。
つまり、問題が起こってもその結末(結果を受けて、自分が今後どう考えるか)は、自分の手でコントロール出来るようになります。
要するに、『自分の人生をコントロールできる』ようになるのです。
他人や環境のせいにしていたら、常に周りに左右される人生になってしまいます。
だから、もし自分が騙されたとしても
「自分に必要な知識がなかったからだな」とか、
「甘い言葉を鵜呑みにしたからだな」とか、
「世の中を知らなかったからだな」
と、考えるようにしてみましょう。
そうすれば、「もっと知識をつける必要がある」とわかるし、「次から甘い言葉には気を
つけない」と注意することが出来るし、「世の中のことをもっと知ろう」と学ぶことが出来ます。
すると、その経験や出来事は失敗では無く、学びに変化し、そこから常に成長することが出来ます。
しかし、全ての責任を「自分の外」にあると考えてしまうと、そこから何も学ぶことも無く、成長することがありません。
だって、自分は変わらなくていいんだから。
成長はずっとストップするので、人と衝突したり、トラブルに直面することが増えます。
『すべては自己責任』
こういう考え方を心に染み込ませることが出来れば、心が成長するたびに今まで問題と
思っていた事は問題じゃなくなり、どんどん悩みや不安は減ってきます。
精神的な成長と共に、人間関係のストレスは勝手に解消されていくんです。
被害者意識を捨てて、「自分の人生は自分でコントロール出来る」ことを実感出来れば、
あなたの過去に何があっても、人生は”必ず”いい方向に動きます。
人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法③
「依存しない」
被害者意識と近いんですが、人間関係で多くのストレスを抱えている人は、
「依存的な人」が多いですね。
例えば、
「彼女なんだから○○してくれるのは当然」とか、
「料理は女がするものだ」とか、
「店員なんだから、お客の要望は聞いてくれる」
というような考えを持つ人。
こういった「誰か(何か)に依存する」考えを持つ人は、人間関係でストレスを感じやすく、
またトラブルを起こしやすいです。
これは、仕事関係でも、友人関係でも、恋人や夫婦の関係でも同じことが言えます。
お互いが依存する関係(共依存)、どちらかが依存する関係では、付き合いが上手くいく
はずがありません。
人間関係でストレスを抱えない為の前提条件は、
『お互いが精神的に自立していること』
お互いが精神的に自立していて干渉しすぎない、「協力する」「助け合う」という関係を
持てたら、2人の関係はグングン良くなります。
これが1+1が2にも3にもなると言われる所以(ゆえん)です。
逆に片方または、両方が依存している状態だと、エネルギーの奪い合いがおきます。
よく人間関係で「相手の気持ちを考えろ!」と言われますが、
言葉なしで相手の気持ちを100%当てることは出来ません。
だから、「予想すること」が大事です。
「普段の行動などから予想して、自分の頭で考えること」が必要です。
なんでもかんでも相手に同意を求めたり、相手の気持ちを確認していたら、相手は次第に
「それくらい自分で考えれば?」とうっとうしく感じる事もあります。
例えば、結婚した妻に対して、
「女なんだから料理してくれるはず」と思っていたとします。
妻が専業主婦か共働きかは関係ありません。
それで、妻が料理をしない人、もしくは料理が苦手な人ならどうでしょう。
出てくる料理の味はあなた好みじゃない。
レパートリーも少ない。
おそらく、「女なんだから料理してくれるはず」と考えている人は、
妻に対し、
「料理くらい出来ないの?」とか、
「もっと美味しいものが食べたいな」
などの不満が出てきて、夫婦関係がギクシャクし出すんじゃないかと想像がつきます。
一方自立して言える人なら、もし不満があるなら、
「妻が料理を作りたいと思えるには、どうすればいいだろう?」
「妻が苦手なら、俺がやればいいんじゃないか?」
など、「協力」や「助け合い」が生まれ、2人の関係が料理1つでギクシャクするなんて
ことはあり得ません。
結婚するまで料理をまともにしなかったとしても、「料理が出来る男になるチャンス」と
考え、メキメキ腕を上げるかもしれません。
「○○してくれない」と相手を不満に思ったところで、人間関係が悪くなることはあっても、
良くなることはありません。
「相手が何をくれるか?」じゃなく「自分が何を与えられるか?」を考えるんです。
いつも誰かが何かをしてくれるのを待っている人は、人間関係のストレスから解放される
ことはありません。
世界は決してあなたを中心には回ってくれません。
だから、誰かがあなたをなんとかしてくれる訳がありません。
周りの人がしてくれるのは、あくまで「サポート」です。
「相手が何をしてくれるか?」と待つ姿勢ではなく、「相手に何を与えられるか?」と自分から
動く姿勢でいれば、人間関係のストレスのほぼ半分は解消されていくでしょう。
人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法④
「自分の変化・成長を求める」
人は基本的に怠け者です。
少し知識のある方なら、「意志」より「無意識の習慣」の方が僕たちの行動に与える影響が
大きいことはご存じかと思います。
僕もそうですが、人は意識しないと
「今までのやり方」だったり、
「今まで通りの自分」だったり、
「変化しない」方を選んでしまうんです。
例え、今うまくいっていなくても借金地獄とか、子供が不登校になったとか、よほど生活を脅かす
ほどの問題が無ければ、「自分を変えよう」と思いません。
ほとんどの人が社会人になって勉強をやめてしまうのは、
「勉強は辛いものだから」
ゲームやネットサーフィンが時間の無駄と知りながらやってしまうのは、
「その方が楽だから」
現実逃避の旅に出たいのは、
「その方が現実を直視して、わざわざ苦しい思いをしなくてもすむから」
僕も含めほとんどの人は、今まで通りの楽な道を選びます。
しかし、僕がそうであったように本やネットの情報を知って実践し、現実が良くなる経験・成長を実感できる体験があれば、自分が変化・成長していくことに喜びを感じられます。
それが、多ければ多いほど、楽しみや喜びを感じられるので、もっともっといろんな事が
知りたくなってくるんですね。
どんどん、現実が良くなることに対して、もっともっと自分を成長させたいと思えます。
年齢は時間と共に勝手に進んでいくのに、中身を成長させない人は、どんどん苦しくなってきます。
中身は子供のまま、大人になっていってしまいます。
あなたは3ヶ月前の自分、半年前の自分、1年前の自分と比べ、ココが成長したと自信を持てることがありますか?
人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法⑤
「投資意識を持つ」
たまに、人間関係にストレスや悩みを抱えているけど、
「絶対にお金をかけたくありません!!」
という人がいます。
あるいは、
「この本を読んだら”絶対に”、人間関係が良くなりますか?」
という人。
この人たちは、「人間関係にストレスも感じたくないし悩んでいるけど、それを良くしてくれるかもしれないものにも”絶対的な見返り”がないと、お金を払いたくありません。」という人たちです。
ですが、この考えを持っている人に、人間関係のストレスが無くなる日は”絶対に”来ません。
もちろん、ネットに無料で「コミュニケーション能力が上がる方法」や「ストレスを減らす方法」はいくらでも転がっています。
なので、人間関係のストレスを減らしたいという目標が”死ぬまでに”なら、僕は何も言いません。
でも、これを読んでいるあなたはおそらく”すぐに”か”出来るだけ早く”のどちらかだと思います。
なので、本気で人間関係のストレスを解消するための、知識や技術を身につけたいなら、やっぱり本や教材にもお金を出して、自分の脳みそに投資していく意識が必要です。
あなたは今、8×5の答えを出すのに、30分も悩まないはずです。
「国」という字の読み方も一瞬で答えが出てくるはずです。
しかし、5歳の子ならどうでしょう?
どれだけ長い時間悩んでも答えられないんじゃないでしょうか?
僕達がなぜ悩まず一瞬で答えられるのか?
それは、僕達が勉強して、「知っている」からですよね?
「知らない事」は、どんだけ長い時間考えても、答えが出ないものは出ません。
逆に「知っている事」は、一瞬で答えを出せます。
僕達は、「知っている事」は悩みません。
「知らない事」だから悩むんです。
だったら、知っている事を増やせば、悩みが少しずつ消えていくのも、理解してもらえるはずです。
僕は、多くて月100冊、少なくても毎日1ページだけでも、本を開かない日はありません。
投資というのは、お金だけのものではありません。
自分の持っている時間、体力を何に注ぐのか?
時間や体力といったものにも、投資意識を持つことです。
例えば、同じ2時間を
憂さ晴らしの飲み会に使うのか、新たな知識の吸収に使うのか?
付き合いのためだけの、行きたくもない同窓会に使うか?今支えてくれている人に使うのか?
こうやって、自分が何に時間を使っているのか?を意識しながら生活出来る人は、人間関係だけでなく、仕事でも恋愛でも上手くいくでしょう。
人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法⑥
「他人の長所を探す」
ネットの掲示板やYouTubeのコメント欄には、たくさんの誹謗中傷がありますよね。
週刊誌も、芸能人の良い話題より悪い話題の方が人が読みたくなるようです。
多くの人は、自分に無いものを持っている人、お金を稼いでいる人、自分よりも幸せそうな人、
上手くいっている人を見ると、その人のあら探しをしようとしてしまいます。
正に、隣の芝生は青く見える状態なんです。
誰かが上手くいっている事実を真正面から受け止めてしまうと、劣等感を
感じずにはいられません。
自分の劣等感を埋めるために、
「俺はコイツに負けていない」とか、
「俺も本気を出せば…」とか、
「こいつは顔がいいから…」など、
素直になれなかったりします。
本来生き方に、「優劣」や「勝ち負け」など存在しないんですが、「勝ち組」と「負け組」
など、メディアが作った言葉の影響で、勝ち負けがあるように感じてしまうんですね。
ですが、こういった言い訳を探したり、他人の欠点に目がいってしまうような思考の人は、
人間関係に限らず、仕事や恋愛でも悪い部分に目が行きがちでストレスを抱えやすいでしょう。
なぜなら、相手を責めることで、自分を正当化する、「自分を成長させよう」と思う人とは
真逆の考え方だからです。
人の長所を探す思考の人は、人間関係が良好になるだけじゃなく、”今の自分と上手くいって
いる人との差”を素直に認めて、
「この人から学べることはないか」
「なぜこの人は上手くいっているのか」
「良いところを真似しよう」
という考えになります。
そうして、常に周りから学びを得ているので、その人が有名かどうかに関わらず、
会う人、読む本、見る映画や動画・TVから自分のためになるような情報をどんどん
吸収できます。
だから、人間関係のストレスを解消したいと本気で思うなら、自分よりも上手くいっている
人を見たら、「この人は特別だ」と思うのではなく、素直に自分との差を見つけ、良い部分は
盗んでしまった方が、自分の人生にとってはプラスになります。
人間関係のストレスを解消して心を安定させる7つの方法⑦
「言葉力を磨く」
人間と他の動物で決定的に違うところは「言葉」を喋れるかどうかですよね。
自分の人生を良くするも悪くするも普段どんな言葉を自分や他人にかけているかで決まる
といっても過言ではありません。
それくらい普段自分が使う「言葉」を意識していますか?
言葉は使い方次第で勇気づけたり、励ましたりも出来ます。
一方で、けなしたり、批判したりすることも出来ます。
言葉は、自分や相手を守る武器にも、傷つける凶器にもなります。
正しい言葉遣いとかではなく、「プラスの言葉」と「マイナスの言葉」の
どちらを選んで使っているのかという事です。
例えば、自分が仕事でミスした時に、
①「安心しろ!お前に任せたのは俺だ!だから、俺の責任だ!」と言ってくれる上司と、
②「お前に任せたのが、間違いだったな…。何か嫌な予感がしたんだよな…」と言う上司。
あなたはどちらについて行きたいですか?
もちろん①ですよね?
言葉の内容そのものよりも、それが相手にとってプラスになるのかマイナスになるのか
が大事です。
では、こんな場合はどう感じるでしょう?
①普段から文句も言わず手伝ってくれるA君と、
②頼めばやってくれるけどグチグチ文句を言いながらやるB君、
今度何か頼むとき、どちらに頼みますか?
これも①じゃないですか?
このように「手伝う」という同じ行動をしているにも関わらず、普段自分が何を
言っているかで、相手に与える印象はガラッと正反対のものになります。
これはデータがあるわけじゃないで、完全に僕の印象になってしまうんですが、
「自分がどう見られているかすごい気にしちゃう」と言っている人ほど、自分が喋っている
言葉に無頓着だったりします。
もし、あなたが自分の言葉力に自信がないなら、少しずつでも人を褒める言葉、勇気づける
言葉、感謝の言葉、など自分にも相手にもプラスになる言葉を使うように意識してみて
下さい。
そういう言葉を使っていると、どんな相手にも好印象を与えることが出来ます。
思わぬところから、評価されたりしてあなたを助けてくれる時もあります。
生きている以上、今日も明日も、死ぬまで言葉を使います。
あなたがどんな言葉を選んで使うかはあなた次第です。
プラスの言葉を多く使ってれば、人間関係を含め、生きていくのがとても楽になります。
反対に、
マイナスの言葉を多く使っていれば、生きていくのがとても辛くなります。
最後に/自分の内面を磨けば、ストレスは消滅する
ここまで全て読んでいただくと、厳しいように感じるかもしれませんが、本当に
この7つを1つずつクリア出来れば、人間関係のストレスがほとんどない世界に
生きることが出来ます。
いろんな人が、「簡単に出来る~」「一瞬で変わる~」とうたっては、本当に悩んでいる
人をだまし続けています。
しかし、実際長年の思考のクセが、そんな一瞬で変わるわけがありません。
世の中そんな甘くはありません。
しかし、適切な考え方で、適切な行動をすれば、人間関係のストレスは解消出来るように
なります。
今の僕は「ストレス発散」という概念がありません。
そもそも、ストレスが溜まらないので、発散させるものが無いんです。
自分の内面を磨く事は、終わりがありません。
上には上がいるからです。
一生かけても、どこがゴールかもわかりません。
だからこそ価値があるんです。
「人間関係にストレスを感じない」ようになれば、どれだけ楽に生きられるか想像できますか?
身体は老化していきますが、脳はトレーニングすればした分だけちゃんと応えてくれます。
あなたが今何歳であっても、もっと心を広くすることも出来ます。
これを読んでいるあなたが、柔軟な心を手に入れ、自由な心で生きられるように
なることを願っています。
正しい努力をすれば、必ず心が楽になります。
一緒にがんばりましょう。
追伸:
あなたは、本気で人間関係のストレスを解消して、楽に生きたいですか?
もし、答えが「イエス」なら、こちらも必ず読んでください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓