人付き合いがうまくいかない人と上手くいく人の7つの違い

「人付き合いが上手くいかない…」

 

元々人付き合いが得意ではなく、何をするにも人目が気になって、

疲れ果ててしまっていませんか?

 

僕も20代前半の頃は、自分の価値もわからず、他人との距離感もわからず、迷走していました。

 

「相手にどう思われるか?」ばかり気にしていました。

 

相手の事を考えているようで、ホントは自分を守る事ばかりしていました。

 

“相手に嫌われたくない””誘われなくなったら怖い”そんな思いから人の誘いを断れず、行きたくもない集まり、気の進まない飲み会に参加して、そこでも自分の見え方ばかり気にして、家に帰ってきた頃にはドッと疲れがたまり、「やっぱ行かなきゃよかった」と後悔していました。

 

そんな僕が変われた方法の一部をお伝えします。

人付き合いがうまくいかない人と上手くいく人の7つの違いとは?

まず僕は、上手くいく人がどんな振る舞いや考え方をしているか知り、真似していきました。

「上手くいく人」と「自分」の違いを毎日少しずつ修正していきました。

 

アインシュタインも次のように言っています。

同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと。それを狂気という。」

 

僕が人付き合いでうまくいかなかった時には、ある一定のパターンがありました。

そのうまくいかないパターンを繰り返しながら、いい結果が出ることなどあり得なかったんです。

 

まずは原因を知り、今と違う結果になるように心がけることが第一歩です。

 

僕が意識的に変えてきて、”人間関係のストレスがほぼ無くなった“、人付き合いが上手くいくようになるコツを7つ用意したので、一つ一つ今の自分と照らし合わせて読んでみて下さい。

人付き合いが上手くいくコツ①「期待に応えよう」と思わない

人に期待されるのは嬉しい事です。

そして、その期待に「応えるかどうか」は、こちらに選択権があります。

仮に、期待に応えられなかったとしても、相手が「勝手に期待した」だけです。

つまり、相手の期待に応える義務はないですし、応えられなかったとしても怒られる筋合いはありません。

 

心優しいあなたには、かなりドライに聞こえるかもしれませんが、なんでもかんでも相手の思い通りになる必要はありません。こちらにはこちらの意見や考え方・ペースがあるし、あなたは誰かの操り人形じゃありません。

人付き合いが上手くいくコツ②「相手の事をわかってあげよう」としない

相手の事を考えることもとても大事です。

そして、相手の気持ちを理解しようとすることも大切です。

 

自分の事も100%分からないのに、相手の事を100%理解することは不可能に近い果てしない旅です。

「相手の気持ちを理解したい」気持ちと同じくらい、「相手にも言いたくない事や隠しておきたい事」があるし、「相手のタイミング」があることも理解しておきたい。

相手を理解したい・知りたい気持ちが先走り、尋問のような質問攻めをしてしまうことになってしまい、距離を置かれることになります。

 

人付き合いの問題は、たいていが相手の問題に土足で踏み込むことによって起こります。

コミュニケーションの上手い人は、自分がどう思われているかという不安を確認するためではなく、「相手が何に興味があるのか?」「今、何をしたら喜ぶか?」というのを考えながら会話していたりするものです。

付き合いが上手くなるコツ③出来事に「良い」「悪い」だけの評価をしない

僕たちは、日々の出来事に意味づけをすることによって、ポジティブにもネガティブにも見ることが出来ます。

この世には、「良い出来事」「悪い出来事」というのは存在しないんです。

僕達がそれに意味を与えているだけなんです。

 

ある人にとっては良い出来事でも、違う人にとっては悪い出来事になってしまう事もあります

例えば、「離婚」。

一見「悪い出来事」ですが、何十年も苦しい結婚生活に耐えた人にとっては、「良い出来事」かもしれません。

 

「入院」はどうでしょう?

これも一見悪い出来事なんですが、働きづめで有休も使えなかった人にとっては、良い休養と考えることも出来ます。

 

このように、ある出来事を「良い」「悪い」と判断するのは自分次第で、僕達はその解釈を体験しているだけなのです。

つまり、「良くも悪くもない出来事」を良くしているのも自分。悪くしているのも自分なわけです。

このような考え方が出来ると、自分の目の前から「嫌いな人」というのがいなくなります

人付き合いが上手くなるコツ④なんでもかんでも「勝とう」としない

負けず嫌いはとてもいいことです。

 

ここで言いたいのは、人間関係は勝ち負けじゃないってことです。

目の前の人より、優れている必要はないんです。

 

もしも、相手に負けている部分があるとしたら、その相手から学べるものを素直に学ぶ姿勢が大切です。

 

誰でも、長所と短所・得意不得意があるので、相手に負けている部分があっても劣等感を持つ必要もありません。人間の価値は、外見の良さとかコミュニケーション能力の高さとか、仕事でどんな実績をあげたかとか、そんなことだけで決まるわけじゃありません。

 

「競争」をやめると、人付き合いがとっても楽になります。

人付き合いが上手くなるコツ⑤他人を変えようとしない

「あの人が変わってくれれば…」

これは、僕が人間関係にストレスを抱えていたときに思っていた事です。

 

過去と他人は変えられない

 

これは有名な言葉ですが、僕は”過去は変えられる”と思っています。

先ほど、「僕達はその解釈を体験している」と言いました。

僕は過去への解釈を変えた事で、過去の嫌な事を良い出来事に変えてきました。

 

しかし、自分以外の人は変えられません。

これは、ずっと昔から哲学者やガンジー、マザーテレサのような偉人も言っているこの世の「不変のルール」じゃないでしょうか。

変えられるのは、結局自分だけなんです。

 

これは、断言します!

自分の見方・考え方・解釈の仕方を変えると、今まで目なかったものが見えてきます

人付き合いが上手くなるコツ⑥自分のために、相手を許す

過去に「裏切られた」「いじめられた」などの経験があると、どうしても許せない人の1人や2人いるかもしれません。

そして、「許せないこと」が増えると、イライラしてしまいます。

 

許せないことがあると、過去に縛られて生きることになってしまいます。

あなたがどれだけ前向きに生きようと思っても、「許せないこと」「許せない人」のせいで、あなたの未来が奪われてしまいます。

その「許せないこと」や「許せない人」にあなたの人生を壊されたくありませんよね?

「許せない」と思って生きることは、心にいつ爆発するかわからない爆弾を抱えて生きるようなものです。

あなたが苦しくなるだけなんです。

 

どうしても許せない場合は、「許せない自分」を許すことです。

人付き合いが上手くなるコツ⑦自分の常識だけで人を見ない

 

アインシュタインは「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」と言っています。僕もその通りだと思います。

「常識」と聞くと、”全員が身につけていなければいけないもの”っていうイメージがあり、「知っていないと恥ずかしい」とさえ思う人もいます。
ここで、ちょっと考えてみて下さい。
札幌の人にとってラーメンは「味噌が常識」でも、博多の人は「豚骨が常識」かもしれません。
名古屋の人にとっては、みそ汁は「赤みそが常識」ですが、大阪の人は「白みそが常識」です。
「エレベーターのどちらを空けるのが常識?」と聞かれたらどう答えますか?
人それぞれ、育った家庭・地域・通った学校・勤めた会社によって”ルール”も”当たり前”も違います
僕たちは一人一人が色眼鏡で、自分に都合のいいようにこの世界を見ています。だから自分の枠組みだけで人と接するとイライラすることが増えてきてしまいます
だから、人付き合いが上手い人は、自分と自分以外の違いをしっかり理解しているからこそ、その違いを認められるんじゃないでしょうか。自分と自分以外の違いを認められないと、「あの人とは、考え方が合わない」とか「理解出来ない」ことが増えてきてしまいます。
人間は、誰一人として同じじゃないからこそ面白いんです。

 

人付き合いが上手くいく適切な距離感がある

車の運転で、あおり運転が問題なのは、距離感が近すぎること。

 

あおり運転と同じで、人付き合いも距離が近すぎると、相手に恐怖やプレッシャーを与えてしまったり、余計な一言を言ってしまったりと、いろいろ問題が起きます

 

実際目に見える距離も、「パーソナルスペース」といって、関係性によって近づかれると不快な距離があると言われています

満員電車なんかは、他人が45cm以内に入ってくるので、不快に感じる典型的な例です。

 

これと同じように、人間関係でも人に立ち入られたくない領域があります。

恋人でも家族でも、「今どこにいるの?」「今何してるの?」と根掘り葉掘り聞かれたらうっとうしく感じたり、面倒くさいと感じてしまいます。

「束縛」も相手によって感じ方は違うものの、相手が束縛と感じれば、相手が立ち入られたくない領域に進出してしまっていると考えるのが妥当です。

 

良いコミュニケーションは、相手の気持ちだけを優先するものではありません

当然、自分の気持ちだけを押し通すものでもありません

 

イメージ的に相手の気持ちに配慮しながら、自分の気持ちに従うといった感じでしょうか。

相手を優先しすぎると自分を見失い、自分を犠牲にしてしまいます。

理想的なのは、「相手のために自分を活かす」といった関係性なんだと思います。

 

人付き合いがうまくいかない時は、自分を癒してくれる言葉にふれる

人付き合いがうまくいかない時は、どこかボタンを掛け違えている時です。

 

先ほど、アインシュタインの言葉を紹介しましたが、こうした偉人の言葉や名言集・格言といったものに、今のあなたの悩みを解決してくれたり、癒してくれたりするものがいっぱいあります。

 

過去の人達が、今の僕たちの悩みに対する答えをすでに出してくれているんです。

これを利用しない手はありません。

 

いい言葉をたくさん浴びることは、マッサージやスパに行くのと同じです。

身体をリラックスさせたり、ほぐしたりするのと同じで、心も常に緊張状態にあるとコリが出来てきます。そのコリをほぐすための方法が「良い言葉にたくさん触れること」です。

 

否定的な言葉を日常的に、「自分で自分に」浴びせていると心が元気を失っていきます。

逆に、肯定的な言葉を「自分で自分に」浴びせることで、心が元気を取り戻します。

 

言葉は人間にとって、栄養にも毒にもなります。

毎日食事で栄養をとるように、毎日心も栄養を補給しないとどんどん弱っていってしまいます。

 

あなたは”どんより暗い雰囲気の人”と”生き生きと明るい人”のどちらの人と一緒にいたいですか?

後者じゃないでしょうか?

自分の心が言葉の栄養で満たされると、自然と人は寄ってくるものです。

人付き合いがうまくいかない経験は未来からの贈り物

「うまくいかない経験」はとても貴重なモノです。

うまくいかない時を知っているからこそ、うまくいかない人の気持ちがわかります。

生まれてから今まで、順風満帆に過ごしてきた人には、人の痛みはわかりません。

 

もちろん、うまくいかない渦中にある時は、簡単に「いい経験をしている」なんて思えないかもしれません。

 

でも、そう思えなくても自分を責めなくていいんです。

 

今の苦しい時期を乗り越えられた時、「あの時の経験があったから」だと思える日がきっと来ます。

 

僕は、人生はその人が心の中にどんな言葉を持っているかで決まるとさえ思っています。

それほど、言葉の影響力を大事にしています。

 

周りの人や有名人を見ていても、いい言葉を持っている人の人生は明るく素敵なものに、そうでない人の人生は暗く重苦しいものになっていくと思いませんか?

 

言葉の使い方を変えれば、人生が変わる

これは、僕が20代前半から今まで自分で実証してきて、自信を持って言える言葉です。