- イライラする性格を治したい
- イライラが抑えられない
- イライラした気持ちを切り替えたい
- イライラして、人や物に当たってしまい、後悔する
- イライラの解消法を教えて欲しい
- イライラしない方法を知りたい
6つとも全て解決することが可能です。
なぜなら、これら全て昔の僕が持っていた悩みだからです。
これらを解消することで、毎日の生活に心に余裕が生まれます。
僕がやってきた方法は、「人間を理解する」という方法です。
言葉だけ聞くと難しそうですが、言っていることは単純です。
「あの人がなぜその行動をするのか?」
イライラするといいことないんですよね~。
イライラして運転が荒くなり、事故を起こす可能性も高くなります。
急いでるがゆえに前の車をあおったり、スピード違反や信号無視で罰金をくらったり。
衝動買いやドカ食いをしてしまったり。
人や物に当たって、他の人を傷つけて、遠ざけられたり嫌われたり。
イライラを溜めると何かで発散させなければいけません。
そこで、僕はイライラを消化・吸収する方法を模索しました。
そして、僕は心理学や脳科学に基づいて「人間を知る」ことで解消してきました。
今は、イライラすることはほとんどなく、心に余裕が出来ました。
僕は医者でも、学校の先生でもないので、わかりやすくお伝えできると思います。
イライラしない生き方は他人の生き方に干渉しない
まず大前提として、人間関係でイライラする時は、「相手の問題」に土足で踏み込んでいるということを理解してください。
心に余裕がある状態とは、「自分の問題」と「他人の問題」を分けられている状態です。
例えば、
「自分は頑張って相手のために尽くしているのに、相手が応えてくれない。」
こういうことありますよね。
「自分が頑張って相手に尽くす」というのは、とても素晴らしいことです。
ここまでは、「自分の問題です。」
「相手がそれに応えようと思うかどうか」は「相手の問題」です。
相手にも選択する権利があるし、相手なりの考えもあります。
これを理解できるとイライラしません。
相手に見返りを求めた時から、自分でイライラの原因を作ってしまうんです。
「何回言っても、分かってくれない!」
っていうのも、何をどれだけ言うかは、あなたの自由です。
相手がわかるかどうかは、相手の持っている知識や経験、理解力、聞く力にも左右されます。
相手がそれに興味があるかどうかも大事です。
つまり、「あなたが何を言うか」「何をするか」はあなたの自由です。
それに相手がどう反応するかは相手の自由です。
その「相手の自由」が「自分の思い通りの結果」じゃなかった時、人はイライラします。
イライラしない人は、「思い通りにならないこともある」という大前提にたっているため、例え思い通りの評価を得られなくても、自分の言ったとおりに相手が動いてくれなくてもイライラしません。
イライラしないように脳みそを再教育すれば、嘘みたいにイライラは解消される
運動能力は10代半ばから急激に上昇し、20代前半にピークを迎えると言われています。
しかし、脳みそは年齢を重ねるごとに、知識や経験が保存されていくため、60歳、70歳になってもなお、知能を高めていける傾向が確認されています。
「若い頃より丸くなった」
と言われている人をテレビで観た事がありますよね?
これは、経験や知識が積み重なり、多少の事ではイライラいたり、怒鳴ったりしなくなったことの現われです。
でも、次の3つを意識すれば、40歳、50歳まで待たずに、今この瞬間から丸くなれます。
他人をコントロールしようとするとイライラする
初めにお話したように、人は自分の思い通りにいかないことにイライラします。
僕達がコントロール出来るのは「自分だけ」です。
自分以外の何か・誰かをコントロールしようとすることは、走っている電車に体一つで立ち向かうようなもの。
間違いなく大ケガをしますし、死にますよね?
それくらい無謀なことなんです。
自分がやるべきことをやったら、後は成り行きに任せる。
これしかありません。
言ったことをやってくれなかったら…
「どういう伝え方をしたらやる気になってくれるかな?」
「別のことで頭がいっぱいで、覚えてなかったのかな?」
と、”自分側に問題がないか?””なぜやってくれなかったのか?”と相手の立場や状況を考えるとイライラしませんし、次へのいい勉強になったと思えます。
あとは、どうにもならない状況にイライラしてもしょうがありません。
例えば「渋滞」。
渋滞は誰もハマりたくてハマっているわけではありません。
その道を選ぶ人が多いので、自然に発生します。
そんな自然に起こっていることに、僕達人間が立ち向かえるはずがありません。
津波を素手で防ぐことが出来ますか?
日本で真夏に「雪降らないかな?」と思ったところで、雪は降らないですよね?
自然に起こる事に対して、対策は出来ても、状況を無理やり変化させることは出来ません。
渋滞も、「この道は混む」という事実がわかった上で、抜け道を調べたり、混む時間を避けたり、対策する以外ありません。
その状況にイライラしても何の解決にもならないですよね?
陰口・悪口・揚げ足取りでイライラ
イライラしない・心に余裕のある人は悪口や陰口が大嫌いです。
なぜなら、自分に一番悪影響が出るからです。
悪口や陰口はそれ自体も好ましくないですが、それ以上に好ましくないのが、「欠点探しのプロになってしまう」ということです。
イライラしやすい人は、昔の僕もそうでしたが、悪い面に焦点を当てるのは早いんですよね。
悪い面ばかりに焦点を当てていると、視野が狭くなり、良い部分が見えなくなって来ます。
なので、どんな人が相手でも、どんなことが起きても、自分の事でさえ、あら探しをしてしまいます。
悪口は、回りまわって自分に返ってくると言いますが。
悪い点を見つけることが得意になってしまうせいで、本来良い面もあるはずの出来事の悪い面しか見れなくなってしまいます。
そうすると、本来長所もあるはずの自分の短所しか見えなくなり、自信が持てなくなってしまいます。
悪口を言う事が当たり前になっていると、「他の人も悪口を言うのが普通」という思考になります。
そうすると、被害妄想も増え、人間関係がこじれることもあります。
イライラしない人は、物事の良い面に焦点を当てているので、人間関係も楽になりますし、悪口を言わないので、自然と周りの評価も高くなります。
「期待に応えてくれない」「要求に応じてくれない」
「彼氏がデートをしてくれない」
「誰も理解してくれない」
「手続きを会社がしてくれない」
など、日々「~してくれない」にイライラしていませんか?
わかりますよ、その気持ち。
僕も自分が生まれた場所のせいにしたり、誰かのせいにしたり、会社のせいにしたり、数えきれないほど何かのせいにしては、イライラしていました。
ちょっと考えてみて下さい。
イライラの原因は、「誰かが何かをしてくれない」こと。
これを解消するには、「期待しない事」です。
僕達は”自分の人生の主人公”ではあるけど、”自分を中心に世界や社会は回っていない”という事実を見逃してはいけません。
僕がイライラが尽きなかった時は、自分が世界の中心であるかのように、誰かが何かをしてくれるのを待っていました。
でも、これってストレスしか溜まらないんです。
これを自分から動いて、自分の責任で生きられるようになると、物凄く楽になります。
「自分の責任で生きる」っていうのは、「自分で選んだ」と自覚することです。
だから、いい結果になっても悪い結果になっても、自分の責任。
人や環境のせいにしても、その人や周りの環境が変わらないと問題は解決されません。
その間、あなたはずっとストレスにさらされなければいけません。
でも、自分の責任にしてしまえば、自分側を変えるだけで、これまで問題だったものが問題じゃなくなるんです。
元々、相手に「僕の期待に応える義務」も「僕の要求に応じる義務」も無いんです。
それを勝手に応えてくれるのが当たり前かのように考えてしまう事で、ストレスになります。
逆に「応えてくれないこと」を当たり前にすると、応えてくれたことに感謝しかありません。
期待しないことで、イライラは嘘みたいに消えます。
怒り以外の有効なコミュニケーションがある
「ついカッとなって…」
とはよく聞く言葉ですが、怒りは一つのコミュニケーションの手段ですが、怒りを使ってしまうとイライラします。
怒りっぽい人は、気が短いんじゃなくて、怒り以外にもっと有効なコミュニケーションがあるということを知らないだけです。
怒りを使わなくても意志の疎通は出来るし、怒りを使わない方が自分の意見を受け入れてもらえます。
怒り→イライラ→ストレス
このサイクルを繰り返す限り、ストレスをわざわざ解消しなければいけません。
今の僕は、あまり怒るようなこともありませんが、たまにイラっとしたりもします。
イライラ→相手の状況から可能性を考える→納得
イメージ的にこんな感じです。
なので、わざわざストレスを解消する必要がありません。
イライラしないためには、「相手を少しでも理解するよう努めること」を心掛けて下さい。
今回ご紹介した3つのうち、始めやすいものからでいいので、取り入れてみると今までと周りの見え方が変わってくるのが実感出来るはずです。
最後におさらいしておくと、
- 他人をコントロールしようとしない
- 悪口・陰口をやめる
- 見返りを求めない・期待しない
この3つの考え方を身につけるだけでも、イライラが70%は減ります。
※70%は僕の感覚で、正確なデータではありません(笑)