お金が全然貯まりません。
オススメの貯金方法を教えて下さい。
お金を貯めたいという気持ちとは裏腹に、全然貯まらないお金。
僕も憧れの一人暮らしを手に入れた頃、そんな気持ちに悩んでいました。
以前はもらった給料を、車やバイクにお金を注ぎ込み、給料日前にはしっかりと使い切ってしまうという生活をしていたからです。
今ではバイクを手放し、近々車の無い生活ももくろむ元借金200万円の浪費家の僕がオススメの貯金方法をお伝えします。
この記事を読めば、今浪費体質でも、一人暮らしをしながら無理なく年間75万円は貯められるようになります。
貯金のオススメ方法は、『先取り貯金』です。
これ以外に方法はありません。
今『収入ー生活費=貯金』になっている頭を『収入ー貯金=生活費』に切り替えるだけです。
貯金できる人は、みんなこの思考回路を持っています。
年収400万のサラリーマンであれば、手取り年収は320万前後でしょう。
320万の25%が80万です。
収入の25%を貯金するのは、無理な数字ではありません。
年間80万円貯金するには、一か月6.7万円ずつ貯金していけばいいんです。
年収400万円のサラリーマンなら、一人暮らしをしていても年間75万円貯まります。
過度な節約は必要ありません。
ちなみに、ボーナスは全く計算に入れていません。
だから、ボーナスが出る会社で働いているのであれば、年間100~150万の貯金も決して夢ではありません。
手取り月給25万円以上でもし今、年間75万の貯金が出来ていないとしたら、身の丈に合った暮らしが出来ていないサインです。
この先の記事を参考にしてみて下さい。
貯金方法のオススメは先取り強制貯金!巨万の富を築いたあの人も先取り貯金をやっていた!
本多静六という人物をご存じですか?
月給の1/4の天引き貯金をして、それを元手に株式投資をしたことで、配当が月給を超えて巨万の富を得ました。
僕が一番オススメする貯金本でも、収入の25%は投資(貯金+投資)に回すのが理想とされています。
目標とする目安は、支出全体に占める割合が、「消費」70%、「浪費」5%、「投資」25%だと思います。
1年で150万円もお金がたまる本 p.124より引用
「バビロンの大富豪の教え」などでは、収入の10%は寄付するように言います。
現代では、寄付を貯金に置き換えてもいいと思います。
年間80万円貯金するためには、1ヶ月67,000円ずつ貯金すればイケます。
手取り月給が25万だとすると、25%は62,500円です。
62,500円の12か月で75万になります。
250,000-62,500=187,500円
家賃を含めた生活費を187,500円以内に収めれば十分貯金に回せるはずです。
僕を含めた凡人の生き方戦略として最適なのは、「会社員の安定収入+副業収入」を貯金や投資に回し資産を形成することです。
会社員だけの収入だけで十分だとしても、収入源をいくつか持つことはリスク分散にもなります。
いくら収入が多くても1つの収入源に依存することは、これからの時代は危険だと言えます。
貯金できる人は意志ではなく、仕組みに頼る
人間の意志はそんなに強くありません。
「今日からダイエットするために、お菓子をやめよう!」
「今日から禁煙しよう!」
「今月から○○円貯金しよう!」
僕は意志の力に頼って、何度も失敗してきました。
だから大切なのは、決心ではなく仕組みを持つことです。
一番良いのは、給与振込口座と貯金用口座を作ります。
給与口座をネットバンクにして貯金口座に自動で振込できるように設定しておくことです。
ここからは、1ヶ月62,500円を無理なく作り出すための方法を5つご紹介します。
何にいくら使っているか把握する
まずは、「なぜか給料日前になると、お金がない」という状態を脱出しましょう。
一番いいのは、家計簿をつけることです。
「食費」「日用品」「光熱費」など、ざっくり項目を決めて自分の支出パターンを把握しましょう。
LINEアプリでも家計簿をつけられるので、何かを買うたびに「自分が何にお金を使っているのか」を意識することが貯金への第一歩です。
1ヶ月つけて、月末に振り返り無駄を省いていきます。
「自分が何にお金を使っているか」を意識すると、
☑毎朝、コンビニで買うコーヒーを水筒持参にしよう
☑お菓子買いすぎだな
などに気づき、「なぜか給料日前になると、お金がない」という状態を卒業できます。
固定費を下げ、支出を減らす
固定費を少なくすることは、節約の中で最も効果的です。
時間をかけて、1円でも安くガソリンを入れたり、5円安く食材を手に入れたりするよりも、大きな金額をガッツリ削った方が、効果を実感出来ます。
一人暮らしで一番大きな固定費と言えば家賃でしょう。
見栄のために1LDKに住んでいたり、駅近の割高物件に住んだりしていませんか?
例えば僕は家賃45,000円の2DKから家賃28,000円のワンルームに引っ越しました。
それだけでも、17,000円の節約になります。
あとは一人暮らしをして始めて知ることとしては、同じように使ってもプロパンガスは都市ガスの2倍高くなります。
スマホ代も3代キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で10,000円近く払っているなら、格安SIMに乗り換えれば、7,000円くらい節約できます。
格安になるからって、極端にパフォーマンスが落ちるわけではありません。
僕は、数年前からLINEモバイルを使っていますが、ストレスを感じたことはありません。
歩く!歩く!歩く!
歩くことは、節約になる以上に脳にも良いですし、身体にも良いです。
脳の容量は運動で大きくなるみたいですし、身体を動かすことはうつ病予防にもなります。
徒歩15分圏内のスーパー、薬局、歯医者などに車で行っていませんか?
身体を鍛えることは、心を鍛えることです。
心が鍛えられると、自制心もつき、衝動買いも抑えられるようになります。
テレビを見ない
テレビは広告マシーンです。
ダラダラ見ていると、時間の浪費につながりますし、絶えずCMやグルメ番組などで欲求を刺激されるようになっています。
テレビがなぜ無料で見れるかというと、スポンサー(広告主)がお金を出しているからです。
僕はテレビを捨ててしばらくは、無音に寂しさを感じていました。
でも見なくなると、雑音がなくなるので、心も落ち着きましたし買い物欲求も減ります。
ムダに欲求を刺激されることが無くなりますからね。
デメリットとしては、流行りの話題についていけなくなることくらいです。
今は結婚し家にテレビはありますが、テレビを見ないメリットの方が多いので、ほとんど見ません。
「欲しい」ではなく「必要」で買う
あなたはどんな基準で買い物していますか?
きっと「欲しい」と思ったものを買っているんじゃないですか?
僕も以前はそうでした。
でも、「人間の欲には限りがない」ということを知って変わりました。
年収500万になれば800万欲しいと思い、年収800万あれば1,000万ほしいと思う。
自分は去年車を買ったばかりなのに、友達が最近新車を買ったと知ると自分も欲しくなる。
このように僕たちは、”自分の持っているモノに満足する“ということが少ないようです。
『パーキンソンの法則』をご存じですか?
有名なのは第2の法則で、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というやつです。
昔の僕は、この法則にピッタリはまっていて、給料は給料で使い切り、ボーナスが入ると入るで使い切って貯金はゼロ。
最後は、借金までしてしまうダメ男でした。
どん底までいった生活を見直した結果、僕の買い物の基準は「欲しい」か「欲しくないか」ではなくなりました。
「必要」か「必要じゃないか」に変わりました。
買い物に対してのちょっとした態度の違いが、金持ちと貧乏人を分ける。
私の言うことをすべて忘れてもこれだけは覚えておきなさい。
欲しいものが出てきたら、1週間待ちなさい。
それでも欲しいものは、もう1週間待ちなさい。
それでも欲しかったら、そこで買ったらいい。
この少しの時間を待つクセがあれば、余分なものを買う確率がぐんと減る」
ユダヤ人大富豪の教え p.157より引用
貯金方法のオススメは、先取り貯金以外にない
ここまで、年収400万円の会社員が年間最低75万円を貯金するために、1ヶ月62,500円を無理なく作り出すための方法を5つご紹介してきました。
最後におさらいしておきましょう。
【貯金の大原則】
・先取り貯金
【貯金ができる人の方程式】
収入ー貯金=生活費
1.家計簿をつけ、自分の支出パターンを把握する
2.固定費を下げ、支出を減らす
3.歩く
4.テレビを見ない
5.「欲しい」ではなく「必要」で買う
貯金して、ゆくゆくは投資にお金が回せるのが理想です。
貯金だけでは、限界があります。
理想は、手取りの25%と言いましたが、始めは3,000円くらいの少額からスタートしてもいいんです。
少額でも、「毎月貯金する」という感覚が身につけば、「余裕が出てきたから、もう少し増やそう」と思うものです。
消費者金融の借金がある場合は、弁護士さんに相談して、任意整理するなどして借金を返すめどを立てましょう。
では、楽しい貯金ライフを送って下さい。
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