仕事でうまくいかない人に明かす成長曲線の話

ここで紹介するのは仕事に限らず、婚活・人間関係・料理・勉強・ダイエットなど、

あらゆる「うまくいかない」が解決する成長曲線の話です。

 

小学校を卒業する12歳で高校卒業レベルの学力を身につけている天才以外の人、

全員に当てはまる大事な話です。

 

あらゆる世界で失敗する原因の第1位は

「途中であきらめること」です。

 

 

せっかく自分を変えようと本を買って実践してみたのに、

「難しい!」「やっぱ自分は変われないんだ」と嘆く人は、

諦めるのが早すぎます。

 

 

おそらく「一瞬で変わる○○」とか「○○するだけで~」的なキャッチーなタイトル

を真に受けて、期待しすぎていたのかもいれません。

 

ダイエットとかもそうですね。

 

すぐに体重が落ちない、効果が出ている気がしないと、「もう嫌だ!」となって

やめてしまいます。

 

同じダイエット法を最低3ヶ月、半年、1年と続けた人ってどれくらいいるんですかね?

 

調べてみると、中野日出美さんの「本をパラパラするだけダイエット」という本がありました。

なかなか胡散臭いタイトルですよね(笑)

僕は読んでいないですけど、おそらくセルフイメージを高めて痩せる方法だと思います。

※セルフイメージとは、自分に対するイメージや思い込みのこと

 

 

仕事も一緒です。

 

ほとんどの人は、「上手くいく前に辞めた、諦めた」と言った方がしっくりきます。

 

では、もう一歩踏み込んで

「なぜ彼らが上手くいく前に諦めてしまうのか?」と考えると、

「気合いが足りない」「根性が足りない」の一言では片付けられません。

 

 

仕事でも、婚活でも、人間関係でも、料理でも、勉強でも、ダイエットでも、

全部一緒です。

 

途中で諦める人、挫折する人は、きっとこういうイメージをしているんだと

思います。

 

 

「キレイな右肩上がりの成長」です。

 

「今月は1件の契約が取れて」

 

「来月は2件」

 

「再来月は大型案件」

・・・・・

 

 

みたいな期待を膨らませていると、

思わぬギャップに苦しむことになります。

 

「あれ、今月は1件も契約が取れなかったぞ?」

「あれ?また今月も…なんで?なんで?」

 

「あ~、もうやってらんない!!」

 

って感じで。

 

人は自分が「期待」していた事と、「現実」に落差があるほどに、精神的に辛くなります

 

もっと長い目で見る必要があったり、現状分析が甘い、期待しすぎたなど、

原因はいろいろあります。

 

仕事でうまくいかない人は、結果を求めすぎる

人によって「気合い」や「根性」でどこまで頑張れるかは違います。

 

 

でも、どんなに「気合いが入っている」「根性がある」人でも、

先ほどのような「右肩上がりでとんとん拍子の成長」を期待していたら、

どこかで、心が折れても不思議じゃありません

 

いい結果が出る前に短期間で諦めちゃう人って、期待しすぎなんですよ。

 

「結果」を求めすぎなんですよね。しかも、短期間で。

 

昔の僕は、まさにこの状態にハマって、勝手に落ち込んだり、自分を責めたり

していました。

 

この正反対が、短期間で結果を求めすぎない人、

つまり、「プロセス(過程)を楽しめる人」です。

 

プロセスを楽しめる人は、「成長中の自分」を楽しんでいるので、

結果は、正しい努力をしていれば、後からついてくるものだと考えています。

 

 

料理をすること自体が好きな人は、出来上がった料理が自分のイメージより

うまくいかなくても、そこまで凹みません。

 

「火がちょっと強すぎたから、ちょっと焦げちゃったな。

次は、弱火でじっくり焼いてみよ♪」

 

 

「ちょっとドロッとしすぎかな?もうちょい水足そう。」

 

という感じで、うまくいかなくても、修正し、その過程自体を楽しみます。

 

仕事でうまくいかないのは、ある意味当然!なぜなら…

結果を出すために、過程も楽しむ。

 

人は、楽しくない事を長く続けられるほど、強くありません。

 

結果ばかりを追い求めて「辛い、辛い」と言っている人は、

結果は後回しで、過程を楽しむ人には絶対に勝てません。

 

「結果にこだわらなくてもいい」とか「結果はどうでもいい」と

言いたいわけではありません。

 

 

努力したから、結果が出るとも限りません。それは一人一人、これまでに何をやってきたか、

どんなことを身につけてきたかで、早く結果が出る人と、なかなか結果が出ない人に分かれます。

 

 

でも、過程を楽しめる人は、結果を出すために必要な「努力」と「継続」を自然と

出来てしまうので、1年、3年、5年と時間が経てば経つほど、どんどん上手く

出来るようになります。

そうなれば、確実に実力がアップしています。

 

だから、仕事でうまくいかないのは、自然なことなんです。安心してください。

この図のように一直線の成長を期待する人が多いですが、思い出してください。

 

寸分の狂いもなく、真っ直ぐに空に向かって伸びる木を、見たことがありますか?

 

一直線に流れる川を見たことがありますか?

 

クネクネしていたり、曲がっていたりするのが自然なんです。

 

日本には四季があり、季節の変化がありますよね?

 

もちろん「夏が好き」「冬が好き」というのは、人それぞれあると思いますが、

本来は、そうした「変化を楽しむもの」だと思います。

 

 

夏が絶対良くて、冬が絶対ダメじゃないですよね?

それぞれの季節の良いところがあります。

 

今、仕事がうまくいかないんだとしたら、それは上手くいくための「準備期間」です。

 

上手くいく人は、だいたいこんな軌道を描いて成長します。

 

これは、「シグモイド曲線」と言われるらしいんですが、

 

「ある時まで全然結果が出なかったものが、ある臨界点を超えたところで

ドカンと爆発的に結果が出る」

 

っていうことです。

 

画像の「運命の分かれ目」って書いてるとこが臨界点なんですが、ここに来る前に

ほとんどの人が「うまくいかない」と言って、諦めてしまいます。

 

 

この「運命の分かれ目」までの芽の出ない時期の態度で、結果が変わると言っても

過言ではありません

 

 

この時期に、

「やっぱ俺には向いてない」「やっぱ俺は何をやってもダメだ」

と諦めてしまうのか、

 

「今は、まだ種を育てている時期だ」「まだ成長途上だ」

と思えるかで、本当にその後の結果が変わってきます。

 

やめて自信を喪失するか、やり続けて自信をつけるか。

まさに、「運命の分かれ目」なんです。

 

 

「期待」それ自体は持っててもいいんです。

それに、自分で自分に期待するから、いろんなことに挑戦出来ます。

 

 

期待するのと同時に、上記の曲線を頭の片隅に置いて、過程を楽しめるように

なると、途中で挫折したり、「何をやってもうまくいかない」といったことが

少なくなります。

 

 

なんでもかんでも、上手く出来る人の方が少ないはずです。

人には、向き不向きもありますし、長所と短所がありますから。

 

 

僕の経験上、時間をかければ、大抵の事は、平均レベルかそれ以上には出来るように

なります。

 

 

うまくいかない事は、仕事に限らず、たびたび起こります。

 

その都度落ち込んでいたら、心が持ちません。

 

だから、過程を楽しめないと、どんなに精神的に強い人でも、心が折れてしまうでしょう。

 

 

英語に全く馴染みのない人が、留学せず、1ヶ月や2ヶ月でペラペラになれると思いますか?

 

じゃあ1年なら?

 

うまくいかない事は、挑戦していることの証です。

知らないことだらけで当然なんです。

 

 

語学も、仕事も、勉強も、恋愛もそれ自体を楽しめる人はいずれ上手くなります。

 

 

なぜなら、楽しいと色々なことを乗り越えていけるからです。

楽しいと、「どうやったら上手くいくかな?」と前向きに考えられて、アイデアが

浮かんできたり、いろいろ試したくなるので辞めることがありません。

 

僕は、いろいろな事から逃げたり、本当に3日で辞めたりしてきました。

 

でも、「仕事が出来る人になりたかった」し、「精神的な辛さをどうにかしたかった」ので、

そういう事に関しては、逃げずに向かい合ってきたつもりです。

 

 

自分の中の「どうしても解決したい問題」があれば、うまくいかなくても何度も

やり方を変えて挑戦する価値があると思います。

 

 

そうすれば、時間はかかるかもしれませんが、必ず解決できる日が来ます。

 

 

僕は、知り合いも友達も少なかったので、本やネットの情報から知恵を得てきました。

自分がうまくいってなくても、周りを見渡せば必ず、その分野で自分より上手くいっている人

がいます。

 

会社の仕事であれば、先輩・上司がいますね。

周りにいなければ、こうやってネットで検索してみたり、本を読んでみたりすれば

自分より先に、その問題を解決している人が世の中にいます。

 

そういう先人の知恵を素直に取り入れてみれば、自分が直面しているほとんどの

問題は解決出来るように思えます。

 

ネットの情報商材も怪しいと言われたりしますが、僕は女性との接し方や、ネットを通じて

収入を得る方法なんかは、そういった情報商材の著者から多く学んできました。

 

 

「今自分に何が与えられているか」はそれほど問題じゃないんです

 

それよりも、

 

「今与えられているものをどう使うか」の方がとても大事です

 

 

今、無いものをいくらねだっても天から降ってくるわけではありません。

それなら、今あるものを最大限に使って、人生をより良くしていきませんか?