キレイが続く片付け術で心も体もスッキリ!7kg痩せた人も…

これを読み終える頃には、あなたは片付けのコツをつかみ、部屋のどこから手をつけようか?と考えているに違いありません。

今、片付けが苦手でも、コツさえ掴めばたとえあなたが面倒くさがりだとしても、誰でも簡単に片付け上手になれます

 

 

「今度の日曜日こそは掃除しようと思うけど、やる気にならない…」

「片付けのコツを教えて欲しい。」

「捨てる物・いる物・洗ってから収納しようと思っているものが混在していて、

作業がはかどらない…」

 

片付けが苦手だった頃の僕はこんな感じで、片づけてもしばらくすると、また散らかって物も増えている。結果部屋がどんどん狭くなる有様でした。

 

僕は一人暮らしの時、2DKで1部屋が物置状態になっていて、家賃がムダに思えたので、1ルームに引っ越そうとしたことがきっかけで、物を減らし始めました。

 

一度は物をグッと減らすことに成功したものの、結婚して新居に引っ越す時には、また物が増えていました。油断すると、物はどんどん増えていきます。

 

だから、一度にドッと片付けても、また散らかった汚部屋になっているのでは、その都度大変な思いをして片付けなければいけません。

 

そうならないように、普段からの心がけや習慣がとても大事になってきます。

言われれば当たり前の、簡単な3ステップなので、もちろん片付けが苦手でも出来ます。

 

一度身につけてしまえば、年末の大掃除のように、一気にやらなくていいので片付けがとても楽ちんになります。

 

キレイが続く片付けは「簡単3ステップ+α」で散らからない

片付けはあなたが思っているより、意外なほど簡単です。

そして身についてしまえば、物が増えて散らかってしまうという”リバウンド”がありません

 

キレイな部屋で快適に過ごせるので、友達が来る前に慌てて片付けたり、「買ったけど一度も使わなかった」というお金の無駄も無くなります

 

キレイが続く片付けステップ①出す

まず、片づけに失敗する人の大半は大きなスペースからやってしまうんです。

クローゼットの大量の服、押し入れの中の何が入っているかわからないクリアケースの数々、散らかってかすかに床が見えるリビングなどなど。

 

片づけも小さな事からコツコツとです。

あのイチローも言っています。

「小さなことを積み重ねるのが、とんでもないところへと行くだと思っています」

 

という事で、小さなスペースから始めていきましょう!

ここでは、キッチンの引き出しを例にしてみましょう。

小さなスペースでコツを掴んでから、大きなスペースにとりかかると、スイスイ作業がはかどって、短時間で終わらせられるようになります

そして、この「簡単3ステップ+α」を一つ覚えれば、キッチンの引き出しでも、押し入れでも、シューズボックスでも、やり方は同じです。

 

まずは、引き出しに「何がいくつ入っているか」を把握するために、中のモノを全部出します。

 

小さいスペースから始めた方がいいので、台所の引き出しを例に説明してみます。

今現在、うちの家族構成は、僕+妻+小学生の息子です。

まずは、引き出しの中のモノを全部出します。

ここは、何も考えず全部出しましょう。

 

考えるのは、後です。

【片付けのコツ】一気にやろうとしない!

 

始めは時間を決めるのではなく、「洗面所の下のスペース」「本棚」「シンクの下」「机の上」など小さなスペースから始めることをおすすめします。

仮に「1時間片付けするぞ!」と時間を決めてしまうと、時間にとらわれて「まだ15分しかたってないのか…」とどんどんやる気を失ってしまうからです。なので、「本棚だけ」と場所を区切って、そこが終われば今日はおしまい!でいいんです。
「ちょっと物足りないかな?」くらいの方がいいんです。その時あるやる気は、次の日に取っておいて、「明日はどこやろうかな?」とシュミレーションしてみて下さい。

 

キレイが続く片付けステップ②分ける

引き出しの中身を全部出したら、

 

使うもの」「使わないもの」に分けます。

 

「1年以上出番がないもの」「いつか使うかもしれないもの」

 

は、これからも使う機会なんかほとんどないです。

 

よく、「誰か来た時のために…」って言っている人もいますが、

 

「あなたの家に、普段どれくらいの頻度で誰が来ますか?」

 

“年に1回決まってあなたの家に集まる”とか”友達で集まるとだいたいうちに来る”

というようなことがあれば、その時様に家族の人数分以外もとっておく必要があります。

 

そうでなければ、「使っているもの」「使っていないもの」に分けてしまいましょう。

うちの引き出しから「タンブラー・中栓洗い」というものが出てきました。

妻は、タンブラーのフタをとって、家のコップとして使っているため、これからも

コイツの出番はないでしょうが、ここは買ってきた本人に直接聞いてみましょう。

 

自分の持ち物以外を勝手に処分してしまうと、後でトラブルの元です。

 

出てきました!

コンビニなどでもらう使い捨てのスプーン・フォーク・ナイフ。

 

 

家で使う事ありますかね?

 

「洗うのが面倒な時使うかも?」とかいろいろな感情があるでしょうが、家にスプーンと

フォークがあれば、僕は迷わず処分します。

 

 

捨てても困らないですし、何か月も引き出しに眠っていたものなので、気づかれるとしても

数か月後でしょう。

 

僕の場合は、「何かで代用出来るもの」や「2個3個同じものがある」時は、

はさみ→各部屋1つずつ

爪切り・耳かき→1つだけ残す

 

など、必要最低限残して、あとは処分してしまいます

 

 

片付けが苦手な人は、この「分ける」作業で頭を結構使うので、始めは難しいかも

知れませんが、段々慣れてくると判断力や決断力が養われて来るので、スイスイ進むように

なります。

 

ここでの判断のポイント

今使っているか・使っていないか

だけです。

 

本当に無くて困った時は、買えばいいだけです。

使わないものが、スペースを陣取っている方が、お金も空間も無駄にしていると思う

のですが、あなたはどう考えますか?

 

【片付けに取り掛かる前にやってしまう間違い】やる気が出てからやる

 

「片付けをやろうと思うけど、やる気が出ません。」

という声をよく聞きます。

やる気を出してからやろうとするからやる気が出ないんです。

 

「苦手な事にやる気が出ると思いますか?」

やる気が出ないのは当たり前なんです。

好きでもない事に取りかかる時のやる気は、やってから出てくるものです。

やる気より必要なのは、片づけられて散らからない仕組みです。

だから、小さいスペースで、短時間で終わりそうなところからスタートするんです。

キレイが続く片付けステップ③戻す

 

「使っているもの」「使っていないもの」の仕分けが終わると、

あとは、使っているもの」だけ戻せばいいだけです。

 

 

物が、多い人は小さいスペースを2~3か所やっただけでも、意外と捨てるものが

出てきますので、少しずつ進めて行った方がいいです。

 

【片付けのコツ】仕分けの途中で迷ってしまったら?

しまっとくしかないアルバムや贈り物など、の思い出の品は簡単には捨てられなかったりしますよね?どうしても迷ってしまうものは、一旦「保留」して、置いておいて下さい。

迷って作業がはかどらないよりも、後回しにして、他のものに手をつけた方が圧倒的に片付きます

キレイが続く片付け+α

1か月前に片付けたのに、すぐに散らかってしまう

ということはないですか?

 

そういう場合は、このルールさえ守れば2度と散らかったり、

「あれ、体温計どこ行った?」ってことが無くなり、物を探すストレスが無くなります

 

そのルールとは、

使ったものは、あった場所に戻す

 

たったこれだけです。

 

簡単でしょ??

 

片付けが苦手な人がよくやってしまう間違いとは?

片付けや収納のプロの話で、最終的に処分するもの中で、意外と多いのが、

 

収納グッズ」だそうです。

 

片付けが苦手な人が片付ける前に、収納グッズを買い足すという間違いをよく犯してしまう

のです。

 

『片付けの3ステップ』

出す→分ける→戻すの「戻す」の段階まできて初めて、収納グッズの購入を考えるのが

ベストな選択と言えます。

 

何が必要で何が必要じゃないかわからない段階で、収納グッズを買ってしまう

のは、愚の骨頂と言えるかもしれません。

 

キレイが続く片付けのメリットは?

片付けには、部屋がスッキリする以外のメリットが多数あるのをご存じでしょうか?

 

逆に言えば、片づけ出来るようになるだけで、日常生活の他の面、仕事や勉強・子育て

の面でも確実にプラスになります。

 

視覚的なストレスが減る

どうしても物が多いと、視覚的な情報が多くなります。

視覚的な情報を処理するのは、あなたの脳なので、処理する情報が多いとその空間に

いるだけで、脳を使う事になるので、知らず知らずのうちに疲れがたまってくるんです。

 

身体的な疲れは身体を休めれば回復しますが、精神的な疲れは一晩眠ったからといって

スッキリするものじゃありませんよね?

 

脳の疲れは精神的な疲れと結びついていますので、情報が多い空間にいるだけで、精神的に

ドッと疲れてしまうことになります。

 

それが外出先ならまだいいんですが、住んでいる家となると、いつもその空間にいるわけ

ですから、常にストレスフルの状態にいるようなものです。

 

視覚的な情報が増えると、その都度判断を迫られます。

普段の生活から

「あの服はどこにしまったっけ?」

「買っておいたはずなんだけどな…」

と脳を必要以上に使ってしまうので、常に疲れていて、やる気が出ない状態になっている

かもしれません。

 

 

不要なものが減り、視覚的な情報が減るだけでも、

「なんか最近疲れがとれにくいな…」

というのが無くなります。

 

判断力や決断力がアップする

「使うもの」「使わないもの」という判断を何回も繰り返す事で、

判断力や決断力が養われます。

 

そうすると、頭の中の見えない情報も整理する力が勝手について、人の話から要点

だけを拾ってきて、自分の頭で整理出来るようになります。

 

選択肢が多い場面でも、あまり迷わなくなります。

 

僕は今でも優柔不断だと思う事もありますが、片づけが苦手だった頃と比べて、確実に

物事を決めるスピードはアップしています。

 

 

問題に直面しても、誰かの判断を待たなくても、自分で自信を持って決められるようにも

なりました。

 

掃除が楽になり、行動的になる

単純に、物が多いと掃除が大変なんです。

 

手でどかしながら、掃除すると物が少ない時の10倍ぐらい疲れます。

 

そうすると、

「掃除=大変なもの」としてとらえるようになり、ますます掃除に対して苦手意識が

増えたり、部屋を掃除するのが億劫になってきます。

 

やる気なんて出るはずもありません。

 

でも、部屋が片付いてスッキリしている状態だと、掃除機もスムーズにかけれますし、

わざわざ散らかっているものをしまう必要もないので、掃除がとても楽なんです。

 

 

こういうスパイラルに入ると、

「掃除=すぐ終わる」というとらえ方なので、自然と

「ちょっと掃除しようかな」という気になれます。

 

掃除は本人の性格がどうかが問題ではなく、掃除を始める前の部屋の状態が大きく

影響してきます

 

実は「片付けが苦手」では無かったことに気づき、自信アップ

片付けの3ステップを実践すれば、わりとすぐに実感できます。

 

今まで出来なかった事が出来るようになると、自分の自信に繋がります。

 

ココで得た自信が、他の場面でも生きてきます。

 

例え、引き出し1つで終わったとしても、

「ここしか片付けられなかった…」と落ち込むのではなく、

「今日はここを片付けた!」と

“やらなかったこと”ではなく”やったこと”に目を向けてみましょう!

 

 

これで、マイナス思考をプラス思考に持って行けます。

 

ネガティブな人は、マイナスを見つけやすいんです。

つまり、引き算で物事を見るクセがあるんです。

 

ポジティブな人は、プラスを見つけます。

足し算なので、やったことだけを見ます。

 

マイナスを見れば落ち込んだり・自分を責めます。

プラスを見れば、自信に繋がります。

 

たったこれだけの違いなんですが、あなたはどちらの生き方がいいですか?

 

頭がクリアになり、他の問題も解決に向かう

先ほどの「視覚的な情報が多いと脳が疲れて、精神的にも疲れる」という話と

関係します。

 

常に、脳の中にいっぱいの情報があると、

どれから考えていいのか?

今何をやればいいのか?

何から手をつければいいのか?

ということが、整理されません。

 

片付けの苦手を脱出すると、同時に頭の中の整理・片付けも出来るようになるので、

他の仕事の悩みや人間関係の悩みも自力で解決できるようになります。

 

1つの歯車が上手く回り出すと、他の歯車も同時に上手く回って、日常生活の他の面でも

良いことが起きるのはこのためです。

 

一見バラバラに見えても、全ては繋がっています。

 

意外と知らない「片付け」で人生が変わった人たち

僕が片付け苦手から脱出してからは、普段の買い物から「これホントに必要?」

と自分に問いかけています。

それが100均でもです。

 

物を買う時僕達は、「欲しい」「欲しくない」で判断します。

それを「必要か」「必要じゃないか」で決めると”気づいたら物が増えている”を

防ぐことが出来ます。

 

他にも、断捨離したことで、娘との関係が良くなりましたという50代の女性の例も

あります。

 

 

片付け出来るようになったことで、今まで引きこもりがちだった30代の女性が、

少しずつセミナーや知らない人が多い交流会に積極的に参加するようになった。

 

など、片づけ1つで他の行動まで変えてしまった例は多数あります。

 

 

僕もそのうちの一人で、自分の基準で判断できるようになり、世間の流行りとか噂に

流されることもありません。

 

自分軸を持てるようになったことで、生きるのもとても楽になりました。

 

前は、「誰かの目」「誰かの評判」がとっても気になっていたんですが、

今は「良い」「悪い」の感情論ではなく、しっかり論理的に考えられるようになりました。

 

 

前は何かトラブルがあると、反射的にオロオロしていましたが、

今は落ち着いて、原因をしっかり考え、冷静に解決に向けて考える力もついたと

思っています。

 

片付け1つで、人生の他の面も良くなるんです。