人を嫉妬せず、劣等感を持たずに生きることは出来ますか?
はい!出来ます!
- 自分より人生がうまくいっている人を見ると、すぐに嫉妬してしまう
- 恵まれているにも関わらず、結果を出せない自分の無能さへの劣等感で苦しくて、死にたくなる
- 自信てず、人前で常にオドオドしてしまう
- なぜ自分は、あの人みたいになれなかったのか考えて夜も眠れない
- 同級生が事業に成功した話や、友人・知人が高収入、外資の大企業に勤めているという話を聞くと、異常な悔しさを覚える
僕は中学生の頃から20代前半までは、とにかく嫉妬と劣等感に支配された生き方をしていました。
人口5,000人の町に生まれ、小学校は全校生徒120人。
1学年じゃなくて、全校生徒ですよ!!
小学生の頃から野球が好きで、少年野球では3番ピッチャーとして、まあまあ活躍していました(笑)
でも田舎過ぎたため、中学校に部活が3つしかなく、仕方なくバレー部に入りました。
そこから、好きな野球が出来ないことが原因で、性格も暗くなり、何をやっても楽しく感じませんでした。
「もっと都会に住んでいれば、中学でも野球が出来て、強豪校に行って甲子園を目指せるのに…」
「なんでこんな田舎に生まれたんだろう?」
こんな思いで日々過ごしていました。
高校で、野球部に入るけど、みんな中学の時野球をやっているので、中学時代の大会の話で盛り上がっていても話に入れず…。
事あるたびに、「田舎に生まれた自分」が嫌で嫌で仕方ありませんでした。
「都会に生まれてたら、もっと違う人生になっていたはず…」
やりたい仕事もなく、就職してからもずっと「あの人みたいにもっと恵まれた環境にいたら…」「都会に生まれていたら…」という考えに支配されたまま楽しくない毎日を過ごしていました。
でも、ある人達との出会いで僕の人生はガラッと変わりました。
それまでは嫉妬と劣等感の塊みたいだった人間が、考え方を変えただけで、見える世界がガラッと変わったんです。
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嫉妬や劣等感を持たない生き方
嫉妬や劣等感を感じずに生きれば、ホント楽になります。
多くの人が感じる嫉妬や劣等感は「他者との比較」によって生まれます。
あなたもご存知のように、人生は誰かとの競争ではありません。
「過去の自分をいかに超えていけるか」この一点に集中すれば、他者との比較から生まれる嫉妬や劣等感から解放されます。
他の誰かと比べれば、優れている点を見つける方が難しくないですか?
自分より話が上手い人・自分より頭の良い人・自分より仕事の出来る人。
僕の周りにも、僕より優れている人だらけです。
そんな人たちと比べれば、劣等感を感じずにはいられません。
比べていいのは過去と未来の自分だけです。
それと現実として、隣の芝生は青く見えるものです。
順調そうに見えても、そこには”血のにじむ努力”があったり、”色々なしがらみ・大人の事情”があったり、本人にしか分からないものもあります。
外から眺めていたら羨ましく見えるものです。
なので、そういうことを頭の片隅に置いているだけでも、「あっちの方がいいな」と簡単に思わなくなります。
事実として、僕達はそれがどんな選択であろうと、”その時その時で自分なりにいつも最善の選択をしている“という現実があります。
「もし、あの時○○高校に行っていれば…」と後悔していることがあるとしても、きっとそちらを選ばなかった当時の理由がありませんか?
僕がどうしても中学で野球を続けたかったとしたら、「親に無理を言ってでも私立の中学に行く」、「親戚の家にお世話になり、校区を変える」などの手段が取れたかもしれません。
でも、結果としてそれを選ばなかったのは、きっと”誰も友達のいない中学に行く不安”もあっただろうし、”家がそんなに裕福じゃないから迷惑がかかるかも”という思いもあったかもしれない。
今思えば、「何としても!」というほどの情熱がなかったのかもしれない。
どの理由であったにしても、僕は一番楽な道である「地元の野球部のない中学を選んだ」ということになる。
僕が今まで後悔していたものは、「逃げて今まで通り」の方を選んだ時でした。
そして、選んだのは自分なのに誰かのせいにしていました…。
今思えば最低なやつですよね(笑)
いい結果になったことも悪い結果になったことも「自分で選んできた」なら、「自分で選び直すことも出来る」ということです。
だから、今からでも「どんな生き方をするか」は選択可能だという事。
嫉妬や劣等感を持たない生き方とは、他者と比較する生き方ではなく、過去か未来の自分だけと比較する生き方です。
あなたはあの人にはなれないし、あの人はあなたにはなれない
「十人十色」という言葉があるように、僕達は「人それぞれ」です。
なので、元々同じ土俵に立てないんです。
だから、本来他者との比較なんて出来ないんです。
僕達は生まれた場所も、育てられた家族も、経験したことも違います。
なので僕はあなたの代わりにはなれませんし、あなたは僕の代わりにはなれません。
それぞれの人が、それぞれの違う生き方をする方が自然だと思います。
それを「あっちの方が良くて、こっちが悪い」と決めつけるのもおかしいと思いませんか?
まあ、それでも嫉妬や劣等感をもってしまうのも人間です(笑)
それでは、嫉妬や劣等感から解放されるコツをお伝えします。
劣等感は悪いものではない
劣等感と聞くと悪いものに感じますが、良い面も兼ね備えています。
使い方次第で良くも悪くもなります。
他者との比較で感じる劣等感は、嫉妬を生みます。
自分との比較で感じる劣等感は、エネルギーを生みます。
比べるのは過去の自分か未来の自分だと言いました。
過去の自分と現在の自分を比較すると、出来ることは確実に増えているので自信を生みます。
未来の理想の自分と現在の自分を比較すると、課題が明確になるので、やる気を生みます。
もし、やる気がわかないとしたら、それは偽りの理想かもしれません。
劣等感は使い方次第では、自分の強力な援軍になります。
一番驚異的なのは、こちらの事を気にせず淡々と努力する人
実力のある人は、こちらの事など気にせず、日々やるべきことをやって、僕達の知らない所で一歩ずつ確実にレベルアップしています。
こういう人は、他の人が何をしているかに限らず、自分のなすべきことを自分で決めて、淡々とこなしています。
嫉妬している暇があったら、自分の実力アップに努めています。
嫉妬は問題の解決法ではない
嫉妬をしない方法は2つです。
嫉妬って、苦しいですよね。
みんな頭では理解してるはずなんですよ。
「嫉妬しても何も解決しない」って。
嫉妬しないための方法の1つ目は、自分の実力を上げること。
自分の実力を周りより上げれば、周りが気にならなくなります。
嫉妬しないための方法の2つ目は、相手を認めること。
スポーツで負けた選手が試合後、対戦相手と握手するところをイメージしてみて下さい。
スポーツで頂点を争う人たちは、負けず嫌いの集まりといっても過言ではないでしょう。
彼ら(彼女ら)は、負けて悔しくても勝った相手を称えます。
相手の実力(強さ)を認めています。同時に自分の弱さも認めなくてはいけません。
たとえ勝負に負けても、人の価値が落ちる事はありません。
しかし、勝負に負けた選手が、勝った選手がいかに卑怯かを語ったり、自分が今日いかにコンディションが悪かったか喋っていたら、あなたはその選手を好きになれるでしょうか?
例え、勝負に負けても相手を認められる強さがあるから、ファンから愛されます。
これは僕達一般人も同じで、実力で負けても、「それにどんな態度をとるか」でその人の本当の姿が見えるものです。
嫉妬や劣等感から解放されれば、心は安定して幸せを連れてくる
嫉妬や劣等感から解放されれば、幸せになれます。
決して言いすぎではありません。
あなたが嫉妬や劣等感が強く表れてしまうとすれば、自尊心が傷つけられているんだと思います。
こちらのサイトの「自尊心チェック」で10問の問いに答えるだけで、簡単に自尊心の高さがチェックできます。
ちなみに僕の結果は、こんな感じです。
自分で自分の良いところも悪いところも認められていないと、やはり他人と比べてしまいがちになります。
「嫉妬や劣等感から解放されたい」とあなたが本当に望むなら、自尊心を高め今の苦しみから解放されるために自己肯定感向上トレーニングを試してみて下さい。
僕は、もう以前のイライラの多い生活には戻りたくありません。