世の中の1/3の人は内向型人間です。
5人に1人は、HSP(敏感な人)です。
あなたは、この2つの事実を知っていますか?
会社や学校などの集団や組織は、人付き合いが得意な外向型人間向けに作られています。
・友達は多い方がいい!
・休日にも、友達や恋人との予定が入っていると充実している!
・誰もが知っている大手企業で、バリバリ働いている人がデキる人だ!
外向的な人は、このような価値観に共感できるでしょう。
昔からこのような価値観に馴染めなかったり、
・友達を増やそうと、イベントやオフ会に行ってみたけど、消耗するだけだった
・休日に、予定がびっしりつまって出かけっぱなしだと、充実するどころか、休んだ気がしない
・新卒で大手企業に入って、飲み会や社内イベントでヘトヘトになった
このような経験があったら、あなたは内向型人間か、あるいは内向性の強い人である可能性があります。
僕はかなり内向性の強い人間です。
数年前までは、「積極的に人と関わらないといけない」という”思い込み”にとらわれていたため、上記のような消耗する日々を送っていました。
「自分は自分でいい。他の誰かになろうとする必要はないんだ」と腑に落ちた瞬間から、自分らしい生き方ができるようになりました。
「無理に人と関わらない」ことで、幸せを感じられることが多くなりました。
内向型人間か外向型人間かは、生まれつきの脳の使い方の違いで決まっているんです。
これは、どちらが優れていて、どちらが劣っているという話ではありません。
外向型の人・・・自分の外側からパワーを得る人
内向型の人・・・自分の売り側からパワーを得る人
この記事を読んでいただく事で、「集団行動が苦手・嫌いな自分っておかしいのかな?」という不安がスッキリします。
そして、「自分は変じゃないんだ。このままでいいんだ。」、
「集団行動が苦手なのは弱みじゃなくて強みなんだ」、
「無理に人に合わせなくていいんだ」と気が楽になり、自分に対して理解も深められ、今よりもっと生きやすくなります。
集団行動が苦手で、一人の時間を好むなら…
友達からこんな風に誘われた時、あなたはどんな気持ちになりますか?
来月の16日、○○(共通の友達の名前)がいろんな人集めて、BBQしよっていってるんだけど○○(あなたの名前)も行かない?
「行く行く~!どこでやるの?」
「え…っと~どんな人が来るの?詳しい場所とか時間とかわかったら、また連絡してよ。(全然行く気しないなぁ…)」
おそらく後者じゃないでしょうか。
集団行動が苦手で、大勢の人と接するのが憂鬱(ゆううつ)。
克服しようと努力したけど、大勢の人がいる場所そのものにストレスを感じる。
このように感じるなら、無理に周りに合わせることはありません。
KYだと思われるんじゃないか、という不安もあると思います。
せっかく誘ってくれたのに、断ってばかりだと嫌われるんじゃないかと、心配になるかもしれません。
でも、あなたは一人でいる時も幸せを感じられるし、心から信じられる人とだけ過ごす方が楽しいんじゃないですか?
誘いを断ったくらいであなたの気持ちを尊重しようとしない人と、この先長い付き合いが出来ると思いますか?
無理に人間関係を広げようとしたり、行きたくもない場所に行くことで、あなたはどんどん消耗してしまうでしょう。
世の中は、70%を占めると言われる多数派の、外向的な人が生きやすいルールで出来ています。
・友達は多い方がいい!
・休日にも、友達や恋人との予定がバンバン入っていると充実している!
・積極的に人と関わって、みんなと仲良くしよう
こういった価値観にあなたは、本音で共感できますか?
僕たちは、小さい頃からこのような価値観にさらされて生きてきた結果、それが正しいことだと思ってしまいます。
だから、
・友達が少なくて、1人で過ごすのは寂しいことだ
・休日になんの予定もないなんて…
・人と積極的に関われない自分は、ダメなんだ…
このように、集団が苦手・人と関わるのが苦手をダメな事だと勘違いしてしまいます。
あなたが集団が苦手で、1人でいることを好む。気心知れた少人数が好きなら、「自分は世の中の少数派(1/3の)内向型の人間なんだ」と知るだけでも、心が楽になるはずです。
数で負けてしまう内向型の人が生きづらいのは、世の中のルールや価値観が、多数派の外向型の人に合わせられているからなんです。
決して劣っているからではありません。
世の中のルールや価値観の奴隷になるか、自分のルールで自由に幸せに生きるかは、あなたが選べるんです。
次に、「集団行動が苦手な人の特徴」を紹介します。
僕のように本当は1人や少人数を好む人が、どのように考えればいいかを交えながら紹介します。
集団行動が苦手な人の5つの特徴
少数派の価値観を持つ
集団が苦手な人は、コミュニケーションが苦手だと思われがちですが、そんなことはありません。
もともと、大人数を好まない性質を持っています。
少人数なら問題なくコミュニケーションが取れる場合は、大丈夫です。
会社や学校は、単独行動を嫌う傾向にありますから、集団行動が苦手だと苦労する事もあるでしょう。
同じ目的をもって集まった仲間ならいいですが、会社や学校はそうではありません。
いろいろな価値観の人が混ざっている中、同じ行動をとらせます。
“集団に馴染まなければいけない”という固定観念に縛られると、苦痛を感じます。
集団行動が苦手な人は、「しっかりと自分の考えを持っている」とも言えます。
内向型の人は、無理に人と関わろうとすることで、精神をすり減らしてしまいます。
“無理に集団に馴染まなくてもいいんだ”という楽な気持ちを持てると、人付き合いも楽になります。
「NO」が言えない
「せっかく誘ってくれたのに悪いな…」
「断ったら、嫌われるんじゃないか…」
このような気持ちになることもありますよね。
人の意見に全て「YES」という必要はありますか?
ないですよね。
自分の意見があって当然だと思います。
嫌な気分を持ったまま参加する方が、誘ってくれた相手に失礼だと思いませんか?
「No」が言えない人は、傷つきやすい人なんだと思います。
自分が、「No」を突き付けられると嫌だから、相手にも「No」を言うと傷つくんじゃないかと想像力が働くんですね。
「人それぞれ、価値観も違うし、興味の対象も違う」としっかり理解できている人は、他人の「No」に心は、ピクリともしません。
だから、精神的に成熟している人、心の広い人だと信頼できる人がいれば、「No」と言って相手がどんな反応をするのか。その後、相手との関係が悪くなったかをじっくり観察してみて下さい。
「No」を言う事は、とても勇気のいることです。
理解のある人なら「No」を言ったところで、関係が悪くならないのも僕の経験上何度もあります。
大人数のコミュニケーションが苦手
1人で過ごすのを好む人にとって、大人数の場は、刺激が強すぎてストレスになります。
月に1回なら許せても、毎週大人数で飲み会の予定が入っていたら、憂鬱(ゆううつ)な気分になること間違いなしです。
会社の飲み会や社員旅行、合コンやパーティーに積極的に参加したい気持ちがわいてこなければ、あなたは内向型の人間だと思います。
大人数やグループを好むのが外向型の人、一人や少人数を好むのが内向型の人の特性です。
大人数のコミュニケーションが苦手であっても、あなたの人間的な価値が落ちるというわけではありません。
大人数の場でも、心を許せる人が1人いれば過ごせるなら、大丈夫です。
会社の忘年会や新年会では、若手の頃は、いろいろな人に気を遣わなければならず、楽しめないでしょう。僕は、こうした伝統行事みたいに当たり前にやっていることに、ずっと疑問を感じています。
だから、僕は会社という組織から離れた生き方の方が、自分に向いているんだと思います。
大勢のコミュニケーションが苦手だと、組織の中では大きなストレスを感じたり、自分が社会不適合者に思えてきます。
でも、「社会で生きる」ことに焦点をあてれば、大勢のコミュニケーションが苦手だから損をする場面というのはそう多くないはずです。
大人数のコミュニケーションが苦手だから、
「今自分に関わってくれている人を大切にしよう」
「少人数でも深く付き合える方が幸せ」
このように思えるとあなたの気持ちにも変化があらわれるんじゃないでしょうか。
他人の気持ちや空気を読みすぎる
他人の気持ちや、空気を読みすぎる人も集団行動は苦手な傾向にあります。
10人の飲み会の幹事を任せられた時に、1人1人に
「どんな料理のお店にするか」
「テーブルと座敷どちらがいいか」
と聞いたら、間違いなく意見がわれます。
そんな時、全ての人が納得するような答えを探すと、あれこれ悩みます。
「A子さんとC君は、和食がいいって言っていたけど、D子さんは和食が苦手」
「7人は座敷がいいって言っていたけど、3人はテーブルの方が移動しやすいって言ってるし…」
このように全ての人の意見を取り入れようとすると、「納得しない誰か」が出てきます。
他人の気持ちや意見を尊重したり、思いやりのある優しい人にとって、集団はわずらわしい対象になってしまうかもしれません。
人が増えれば増えるほど、全員の考えを統一するのは難しいですよね。
他人の気持ちを思いあることはもちろん大事です。
少人数なら出来ることも、大人数になれば出来ない事もあります。
他人の気持ちを考えすぎてしまうあまり、飲み会などで孤立している人を放っておけないということもあるでしょう。そんな人に気づいてしまうんですね。
相手の考えや気持ちに敏感な人は、そういう優しい面も持ち合わせていることも忘れないで下さい。
人に気を遣いすぎてしまうから、集団にいると疲れてしまうのかもしれません。
集団が苦手というとネガティブなイメージがありますが、あなたの思いやりが、人よりあふれ出てしまうから苦手ということもあります。
周囲の評価を気にしすぎる
「みんな休みの日は、それぞれ趣味をもって充実させている。趣味のない自分はおかしいんだろうか?」
このように「みんなは○○している、でも自分は××だ」ということを思ったことがあるんじゃないでしょうか。
自分が少数派だった場合、なかなか自分の本音を打ち明けることが出来ない事があります。
組織や集団において、“多数こそ正義”という謎の価値観があるため、少数派は個性ではなく、変人扱いされるような風潮がある。
周囲の評価を気にしすぎると、”自分の個性を殺し、その他大勢に同調する”という行動にでてしまうため、どうしても集団は居心地が悪くなる。
嘘を言わなければいけないから。
会社では、なかなかそうもいかないかもしれません。
プライベートな関係で、自分が違う意見を主張し、嫌われたり、仲間外れにされても何の問題もありません。そういう人とは、根本的に何かが違います。
自分勝手に振舞えばいいというわけではなく、相手の意見や考えを認めた上で、自分の意見を主張することは何も悪いことではありません。
「十人十色」「千差万別」という言葉がある通り、1人1人違うのが当たり前なんです。
社会心理学で「集団心理」と呼ばれるものがあります。
その中に、少数派が多数派への同調行動がおきる理由を2つの理由で説明しています。
1.多数派に好まれたい、多数派から罰を受けたくない
2.正しい情報を得たいという気持ちから、他者の意見が正しいのではないかと思い、他者の意見を受け入れる
学校や会社は、集団行動が良しとされる場所です。
そんな中、集団行動が苦手な人は少数派になります。
だから、自分もみんなと同じように振舞いたい、交友関係が広いと思われたい、仲間外れにされたくないなど、いろいろな感情がでてきます。
みんなが暗黙のルールに従って生きている中、それに違和感を感じる自分はおかしいんじゃないか。「みんなの方が正しい、自分は間違っている」と感じるのも、この集団心理が働くからだと考えられます。
内向型の人は、もともと集団行動が苦手で、1人を好みます。
しかし、世の中の70%は外向型の人なので、多数派の外向型の意見や行動こそが「正しい考え」とか、「正しい行動」と錯覚してしまいます。
外向型の人・・・自分の外側からパワーを得る人
内向型の人・・・自分の売り側からパワーを得る人
集団行動が苦手なのは、あなたが少数派の内向型人間だからかもしれません。
集団行動が苦手な内向型人間の特徴
あなたが内向型人間かどうかわかる、簡単なテストがあります。
30個の質問に○×で答えるだけで、最後に〇の数を合計して下さい。
リストの後ろの診断結果で自分が内向型か外向型か、その中間かを確認して下さい。
- 休息が必要な時はグループで過ごすよりも、自分だけか、二、三人の親しい人と過ごす方が好ましい。
- プロジェクトに携わるときは、細切れでなく、まとまった長い時間を与えてもらうほうがいい。
- 話をする前に予行練習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモをつくる。
- 概して、話すより聞くほうが好きだ。
- 人から、物静かだ、謎めている、よそよそしい、冷静だと思われることがある。
- 祝い事は、大きなパーティを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい。
- 通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。
- たいていの人が気づかないような細かいことに気づく。
- ふたりの人が喧嘩をした直後には、緊迫した空気感を感じる。
- 何かをすると言ったら、ほとんどの場合、その通り実行する。
- 仕事に締め切りや緊張性があると、不安を感じる。
- あまりに多くのことを同時進行していると、朦朧(もうろう)としてしまう。
- 何かに参加するかどうかを決めるのは、しばらく見学してからにしたい。
- 長期的な人間関係築くほうだ。
- 他人の邪魔をするのは好きでない。邪魔をされるのも好きでない。
- たくさんの情報を取り込んだときは、整理するのにしばらく時間がかかる。
- 刺激の多すぎる環境は好きではない。世間の人がなぜホラー映画を見にいったり、ジェットコースターに乗ったりするのか、さっぱりわからない。
- 匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある。
- 創造的で想像力に富んでいる。または、そのいずれかである。
- たとえ楽しんだとしても、社交的な催しのあとは消耗してしまう。
- 人を紹介するよりも、されるほうが好きだ。
- 人のなかや活動の場に長くいすぎると、不機嫌になることがある。
- 新しい環境には、しばしば居心地の悪さを感じる。
- 人に家に来てもらうのは好きだが、長居されるのは好きでない。
- 怖くても折り返しの電話をかけられないことがよくある。
- 人と会ったり、突然発言を求められたとき、頭が空っぽになることがある。
- ゆっくりと、あるいは、とつとつとしゃべる。疲れているときや、考えながら話そうとしているときは、特にその傾向が強くなる。
- ちょっとした知り合いは、友達と考えない。
- きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる。
- 周囲の人に、自分で思っているより頭がいいと思われて、驚くことがある。
さあ、◯の数によって、自分がどこに当てはまるか、以下の診断を見てみましょう。
●20~30・・・完全な内向型
あなたにとっては、自分のエネルギーの流れを維持する手段と、自分の脳の情報処理の方式を理解することが極めて重要です。
あなたは 、自らの考え 、印象 、希望 、価値観を通して世の中とかかわっています 。
外部の環境に左右されてはいない 。
本書は 、あなたが内部の情報を活かして自らの道を切り開く一助となるかもしれない 。
● 10~19 ・・・中くらいに位置する
ちょうど両利きの人のように 、あなたは内向的でも外向的でもあります 。
おそらく 、1人になりたいという気持ちと 、外出して人と交わりたいという気持ちの板挟みになることがあるでしょう。
したがって 、自分が確実に元気づくのはどんなときなのかに留意することが 、とても大切です 。
あなたは 、独自の考えや感情と他の人の基準の両方に基づいて判断を下します 。
そのため広い視野が持てるが 、ときに物事の両面を見てしまい 、立ち往生する場合もある 。
エネルギーとバランスを維持するため、自分の気質を評価できるようになることが大切です。
● 0~9・・・外向型寄り
あなたは 、他者の価値観や現実に照らして 、判断を下すします。
また 、現実の枠のなかで働いて 、変化をもたらします。
中年に近づき 、体力が衰えてくると 、人と会うのをちょっとやめて 、ひとりになりたいものの 、何をすればよいのかわからないという状態におちいり 、驚くことがあるかもしれない 。
孤独が必要になったとき何をするのが自分にとって最良なのか 、思い出すすべを身につけるといいだでしょう。
そのためには 、あなたは内向型のスキルをもっと学び 、外向型のスキルとのバランスをとらなければならない 。
いくつ当てはまりましたか?
ちなみに僕は25個当てはまりました。
完全な内向型ですね。
「29.きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる。」
の質問のように、僕は昔は〇だったけど、今は×などの質問もあると思います。
20~30個の完全な内向型に当てはまったあなたは、集団が苦手でも問題ありません。
むしろ、集団からは一定の距離を置いた方が生きやすくなります。
集団の中では、フルに力を発揮できない体質だと考えておきましょう。
1人である程度、自由を与えられている方が気が楽だと感じることもあると思います。
内向型には、内向型の特性に合った強みを活かした仕事や生き方があります。
集団行動が苦手なHSP(人一倍敏感な人)の特徴
HSPをご存じですか?
今は、わりと広く知られてきているかもしれません。
HSP(人一倍繊細な人)は、1990年代の初めに、エレイン・アーロン博士の研究によってつけられた「人の気質」をあらわす呼び方です。
アーロン博士によると、人口の約20%(5人に1人)はHSPだと言います。
そして、HSPには、「4つの特性がある」といいます。
【HSP1つ目の特性】
考え方が複雑で、深く考えてから行動する
- 一を聞いて、十を想像し、考えられる
- 調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
- お世辞や嘲笑(ちょうしょう)をすぐに見抜く
- 物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
- 一時的な快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い
【HSP2つ目の特性】
刺激に敏感で疲れやすい
- 人混みや大きな音が苦手
- 友達との時間は楽しいものの、帰宅するとドッと疲れている
- 映画や音楽、本など芸術作品に感動して泣く
- 人の些細(ささい)な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
- 些細なことに過剰に驚いてしまう
【HSP3つ目の特性】
人の気持ちに影響を受けやすく、共感しやすい
- 人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
- 悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
- 人のちょっとしたしぐさ・目線・声色などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
- 言葉を話せない幼児や、動物の気持ちも察することができる
【HSP4つ目の特性】
あらゆる感覚が鋭い
- 冷蔵庫の機械音や、時計の音が気になってしまう
- 強い光や日光のまぶしさなどが苦手
- 近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
- カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
- 肌着のタグなど、チクチクする素材が我慢できないほど気になる
- 第六感が働き、よく当たる
参考:HSPとは?正しい知識で理解する大切さ/新宿ストレスクリニック
アーロン博士は、4つの特性のうち、1つでも当てはまらない人は、HSPではないと定義しています。
1つは当てはまらないと感じるなら、HSP(人一倍敏感な人)ではなく、内向的な人の可能性が高くなります。
HSPの特性を持つ人は、職場や家庭生活などの集団生活の中で生きづらいと感じやすい人が多いんです。
だから、苦手意識を持ってしまいます。
5人に1人なので、40人のクラスだと8人はHSPという計算です。
しかし、少数派には違いないので、「なんで俺は、みんなと同じように出来ないんだろう…」と思ってしまうのも、うなずけます。
「集団行動が苦手」「世の中に生きづらさを感じる」と思っているとしたら、HSP診断テストを受けてみた方がいいのではないでしょうか。
先ほどの「内向型診断テスト」でちょっと疲れた場合は、上のリンクの「HSP診断テスト」のサイトを一度開いて保存しておくか、「ラクフリ」と検索して、もう一度このページに戻ってきていただいてもかまいません。
僕は、このテストを受けた結果、「HSP度:中」で「HSPと言っていいでしょう」という結果でした。
「外向型・内向型」もそうですが、自分が昔から抱えていた、漠然とした生きづらさの正体がわかって、今はその特性を活かす生き方にシフトして、心がずいぶんと楽になりました。
「みんなと違っていい」「人と違うことを選ぶのは、間違いじゃない」
こういったことに自分が納得できると、ストレスがグッと減ります。
集団行動が苦手な人は、もっと自分に正直になっていい
世の中のルールや価値観の奴隷になるか、自分に合うルールで自由に幸せに生きるかは、あなたが選べるんです。
「集団行動が苦手」と悩む多くの人は、実は「内向型人間」だったという場合が少なくありません。
僕もそのパターンにハマって、長年悩んできました。
でも、自分が「内向型人間」だとわかったことで、「そのままでいいんだ」と気持ちが楽になりました。
世の中の価値観や常識を、
「それは本当に正しいの?」
「それはみんなに当てはまるのか?」と、
1回疑ってみることで、自分なりの生き方や仕事のやり方を模索してきました。
その結果、今は気持ち的に明るく、しっかりと未来を見据えて、自分なりの成功パターンが見えてきた気がします。
まずは、自分の強みと弱み・特性を知って、それを活かす人との関り方をしていけば、気持ちの余裕も出来ます。
その結果、生活全体が自分らしく彩られて生き、幸せを感じやすくなります。
【↓↓↓自分をもっとよく知るために参考になる本↓↓↓】