自信を取り戻すには、どうすればいいですか?
歳を重ねるごとに自分に自信を失ってしまっています。
以前のように自信を取り戻し、人前で思いっきり笑える明るい性格に戻りたいです。
このような悩みにお答えします。
僕は元々自信があったタイプでは無かったんですが、社会人になってから自分に自信を持てなくなっていました。
目標もなく、ただただ生きているという毎日。
そんな僕が自信を取り戻し、平凡ながらも静かなる自信を持って生きていけるようになった方法をお伝えします。
結論を言ってしまうと、自信を取り戻すには、
『自分で決めた事を実行する』
これだけです。
有言実行の方がカッコいいんでしょうが、僕は無言実行でやってきました。
自信を失っている時は、きっと「何をやってもうまくいかない」と思ってしまっています。
それが「やればできる」に変われば、自信は徐々に取り戻せます。
人と比較することなく、自分が積み重ねてきたことに対して実感が持てれば自信は取り戻せるんです。
よく「小さいな成功体験を積み重ねましょう」と言われるアレです。
僕がやってきたことは、誰でもできることです。
自信を取り戻すことは、「やればできる」という感覚を取り戻すこと
今のあなたが自信を失ってしまっている原因はきっと、次のどちらかじゃないですか?
☑過去の自分と比較して、前より悪くなっている
☑自分以外の誰かと比較して、劣っていると感じている
自信を取り戻すには、自分がコントロールできないことは諦めることが大切です。
僕はこのように考えています。
☑もし今満足できない状態にあるなら、”今”から変えていくしかない
☑”今”を変えていけば、未来良くなる
過去と比較して悪くなっていると感じているなら、”今の何か“を変えていくしかありません。
僕は、200万の借金を作ってしまった事実は変えられないので、弁護士さんに相談して、債務整理をして地道に借金を完済しました。
生きる目的がわからず、やりたいことも見つからず惰性で生きていた自分を変えたくて、本を読みまくったり、「やりたくないことリスト」を作った。
人とコミュニケーションが苦手だったので、心理学を学んだ。
人と比較して自分は劣っていると感じていたから、”誇れる何か”を見つける努力をしました。
社会に出て、圧倒的な知識不足を感じたから読書で知識を吸収しまくった。
カッコイイ大人になりたくて、仕事術や気遣い・コミュニケーションを学んだ。
凡人の自分にも、何か才能や長所があるんじゃないかと模索しまくった。
「したい!」「やってみたい!」という自分の好奇心に素直になってみると結構楽しくなってきますよ。
もちろんなんでも上手くいくわけではありませんが、「やればできる」という感覚を取り戻すことが自信に繋がっていきます。
僕が、結果的に「やればできる」という感覚を取り戻して、今日・明日からでも実践できる具体的な3つの方法をご紹介します。
自信を取り戻す具体的な3つの方法
自信を取り戻すには、行動が欠かせません。
何もせずに自信を取り戻すことはできません。
自信の根源は行動にあります。
行動を起こし、なにかしらの成果を実感できると次のようなことが分かります。
☑自分をコントロール出来ている
☑良くなっている・向上している・成長している
この感覚が自信に変わります。
では、具体的な方法を厳選して3つご紹介します。
早起きする
いつもより30分早起きすることです。
自信がなくなったり、やる気が出ない時は自律神経が乱れている可能性があります。
朝いつもより30分早く起きて、次のうち1つを実行してみて下さい。
寝ている間に副交感神経優位になっている身体を交感神経優位に変えて、朝からすっきりいい気分で過ごすことが出来ます。
☑朝日を浴びる
☑シャワーを浴びる
☑朝イチに好きな物を飲む
起きる時間を固定し、寝る時間を逆算します。
僕の場合は、6時に起きるようにしています。
7時間寝るとすると、前日の23時には寝ることになります。
早起きを習慣化するコツは、自分がワクワクすることを朝の習慣に盛り込むことです。
僕は、6時に起きて家を出るまでブログを書いたり、本を読んだりしています。
朝の2~3時間は”脳のゴールデンタイム”と呼ばれるため、頭を使うことに時間を使うのが良いとされています。
たまに6時に起きれないこともありますが、習慣化されることで「早起きができるようになった」という自分の変化と実感が大切です。
不用品を捨てる
自信が持てない時は、心と頭がモヤモヤでいっぱいになっています。
心は目に見えないので、いきなりこの2つを区別するのは難しいものです。
☑自分でコントロールできること
☑自分ではコントロールできないこと
自分でコントロールできないことは手放して、自分でコントロール出来ることだけに目を向ければ、モヤモヤは晴れます。
目に見えないものを区別する前に、目に見えるものを区別して不要なものを手放すようにする方が簡単です。
断捨離して、不要なものを手放したり、「必要」「不要」の判断力や、捨てるという決断をすることで、心の断捨離もできるようになります。。
不用品を捨てることで、視覚的にもスッキリしますし、モノを探すストレスも無くなります。
大量の服の中から、今日着ていく服を選ぶということも無くなります。
僕たちは、多くの物を選んだりしている中で、脳に相当ストレスをかけているんです。
不用品を捨てることが、メンタルを健康に保つ秘訣です。
関連記事:シンプルライフや断捨離は、精神的なメリットがとてつもなく多い
いつもやっていることを意識的にやる
いつもやっていることを意識的にやるのは、かなり効果あります。
例えば、当たり前のように毎朝やっている歯磨き。
それを歯磨きする前に、「歯磨きしよう!」と意識して取りかかる。
終わったら、「出来た。」と心の中でつぶやくだけ。
歩くときも、「歩こう」と思ってやる。
「右足、左足、右足…」と心の中で唱えながら歩いてみる。
バカバカしいと思いますよね?
「そんなことで自信を取り戻せるわけない」って。
これが意外と効果的なんです。
僕たちは、普段当たり前にやっていることに意識を向けません。
「歩く」「ペットボトルのフタを開ける」なんて、いちいち考えなくても無意識で出来てしまいますよね?
ここがミソなんです。
今できることは”当たり前”だと思い込んでいます。
でも、成長過程のどこかであなたが”自ら身につけてきたこと“です。
僕たちが普段忘れがちな”当たり前”を”当たり前じゃない”と振り返る作業でもあります。
☑箸を使えるようになった
☑歩けるようになった
☑缶切りを使えるようになった
☑自転車に乗れるようになった
同世代と比べると、誰にも誇れないかもしれないけど、確かに自分が身につけたこと。
これを意識すると、自分がいかにたくさんのことを身につけてきたかを知ることが出来ます。
番外編:公民館に行く
これは昔、有吉弘行さんがこちらの本で紹介していたんですが、「公民館に行く」という方法。
これの狙いは、自分が優越感を得られる場所に環境を変えることで自信を取り戻すことです。
有吉さんは、どん底の頃、公民館に行き、お年寄りを観察したり喋ったりすることで、「俺はまだいける。」と自信を取り戻していたそうです。
集団の中で、自分が優れた存在だと自覚できれば、誰でも自信を取り戻せるかもしれません。
即効性には優れています。
デメリットとしては、人と比較して優越感を感じるということは、反対に劣等感も感じやすくなってしまうことです。
自信を取り戻すと自分の「したい!」に素直になれる
自信を取り戻すためには、自分の行動に責任をもって”自分をコントロールしている”という感覚が大切です。
では、おさらいしておきます。
・自分で決めたことを実行する
・「やればできる」感覚を取り戻す
・自分がコントロールできないことは諦める
・「したい」「やってみたい」という好奇心に従う
【今日から出来る具体的な3つの方法】
・早起きする
・不用品を捨てる
・いつもやっていることを意識的にやる
僕も誰かと比較すると、自信を失ってしまうことばかりです。
比較していいのは、理想の自分と今の自分。
そして、「理想の自分に向かうために今の自分に何が必要か?」ということを自分に問いかけていけば誰かと比較することなくどんどん挑戦していけます。
挑戦には失敗もつきものです。
失敗しない唯一の人とは、何もしない人である
第26代米国大統領 セオドア・ルーズベルト
挑戦するとうまくいかないことも多いですが、そこで試行錯誤して小さな成功体験を積み重ねることが、自信を取り戻すきっかけになります。
追記
「やればできる」は、甲子園優勝経験もある愛媛の済美高校の校歌にも使われています。
「やればできる」は魔法の合言葉