1日1食ってどうですか?
やはり健康に悪いですか?
1日1食というのは痩せますか?太りますか?
1日1食に興味はあるけど、先にメリットとデメリットを知っておきたい。
そんな方へ、22歳から10年以上1日1食生活を続ける僕が、結果を報告します。
結論からお話すると、大人は1日1食、多くても2食で十分です。
あなたが、めちゃくちゃ消費カロリーの多いアスリートでもない限り、3食は食べ過ぎです。
1日3食きっちりとお腹を満腹にして、
「痩せない~」
と言っている人に対して、僕は心の中でこんなことを思ってしまいます。
食べ過ぎだからですよ~。
痩せたいなら、シンプルなこの式だけ覚えとけばいいんです。
摂取<消費=痩せる
摂取>消費=太る
現在35歳になる僕の身体的スペックを先にお伝えしておきます。
1日1食の効果。とある1日
1日1食の効果を実証するのって意外と難しいなと思った僕がとった行動は体重計にのること。
「頭がさえますよ!」
「集中力がアップしますよ!」
と言って僕が効果を実感出来ていても証明できなければなんの意味もないかなと思っています。
そこで、たまたま思いついたタイミングで家の体重計にのって測定した結果です。
いろいろ測れる体重計の効果を実感したのは、この時が初めてです(笑)
ちなみに169cmで58kgでした。
体脂肪は13.4%。
これは皮下脂肪ですね。12.2%。
内臓脂肪以外の脂肪だと考えて下さい。
身体についてる脂肪の内、91%が身体の外側についていることになります。
内臓脂肪レベル3.5。
見づらいですけど、標準に入っているので問題なし。
基礎代謝1343kcal/日。
Wikipediaさんによると、30~49歳男性の平均は、68.5kgに対し1530kcal/日。
1530÷68.5=22.3kcal/kg/日。
僕は体重が58kgだったので、
1343÷58=23.1cal/kg/日。
基礎代謝は、平均か平均以上ということです。
筋肉レベル・骨レベル共に標準。
1日1食だから、ガリガリというわけでも、骨スカスカというわけでもありません。
身体年齢32歳で、もうすぐ35歳になるので、まあ年相応でしょう。
体幹バランス22歳。
これはただ、僕自身が嬉しかっただけです(笑)
1日1食とは、きっと無関係です。
今のところ、大きな病気にかかったこともありません(35歳なら、だいたいそうだと思います)。
1日1食の効果を実感する有名人も多数
1日1食の芸能人や有名人って意外と多くいらっしゃるんですね。
友達じゃないので、「なぜ1日1食を続けているのか?」という理由までは知りませんが、何かしらの効果を実感しているから続けていらっしゃるというのは、推測できますよね。
メリットを感じないものを続けるほど、人間バカじゃないと思います。
・タモリさん
・ビートたけしさん
・水谷豊さん
・元ピンク・レディー未唯mieさん
・片岡鶴太郎さん
・千葉真一さん
・高田明さん(シャパネットたかた社長)
・星野佳路さん(星野リゾート社長)
・バラク・オバマ元大統領
・ビルゲイツ氏(1日1食かは定かではないが、超少食派)
参考:できる男は超少食
GACKTさんもそうみたいですね。
1日1食の効果
僕は22歳の時、”たまたま”1日1食になって以来、ずっと10年以上続けていました。
効果は感じていたものの、人に伝えるとなると”実感”しかない。
そこで、今回『できる男は超少食』という本で紹介されている内容を一部ご紹介し、根拠を探っていこうと思います。
ファスティング(断食や少食)という言葉をご存じですか?
そのファスティングの第一人者である山田豊文さん(杏林予防医学研究所所長)が明かす、少食のメリットをご紹介します。
山田豊文さんは、力士やプロ野球選手、プロゴルファーなどの有名アスリートの食事指導で、めざましい成果を上げていることで有名です。
以下が、山田氏の食事指導を受け始めてから、成績を改善させたり、活躍された方々です。
・横綱白鵬関
・落合博満さん
・横峯さくらさん
山田氏が語るファスティングの効果を、いくつか簡単にご紹介します。
「少食」で頭がさえ、記憶力が回復する
1日1食を実践した人は、例外なく頭がさえて、記憶力が回復したと言います。
なぜファスティングで頭脳がさえるのか?
山田氏はこう答えます。
「脳細胞がデトックスされるからです。脳神経の汚れが落ち、脳が若返り活性化する」
「神経の汚れもデトックスされるんです。神経細胞もいろいろな有害物質で汚染され、次第に機能低下して、老化していくのです。」
1日1食でショートスリーパーになる
少食実行者の体質変化で注目されるべきものに、睡眠時間の短縮があげられます。
「それまで毎晩8時間眠らなければならなかった人が、5~6時間の睡眠で足りるようになった」
というのです。
過食によって、胃腸をはじめ、肝臓、心臓、腎臓などに負担が増大することは疑う余地がありません。それによって必要以上に疲れ、その疲労を回復するために当然、睡眠時間が長くなると考えられます。
少食で長寿になる
少食で若返り、しかも長寿になる理由が医学的、科学的に証明されました。
1935年、米コーネル大学マッケイ博士が実験で明らかにしました。
カロリーを6割に制限したマウスの寿命が2倍にのびたのです。
しかし、この歴史的発見は栄養学界、医学界から黙殺され、歴史の闇に葬られてしまったそうです。
「食べる量を半分にすれば、寿命は2倍に伸びる」
この事実を受け困るのは、消費が減ってしまう食品業界、農作物などの生産業界。
さらに、健康な人が増え困るのは、医学界だと考えると納得がいきます。
以下、『できる男は超少食』の中で語られている効果です。
☑若返り効果
☑精力アップ、男性機能改善
☑セックスレス解消
☑肥満、メタボ解消
☑生活習慣病の改善
☑1日1食+筋トレで細マッチョになる
☑加齢臭が消える
☑夫婦なら年間72万円貯まる(1人当たり36万円)
☑1日の時間が増える
他にも、
☑1日1食と腹7分目で3食、どちらがいい?
☑イライラして、つい間食してしまうときは?
など、無理せず挫折しない少食の実践法ものっています。
もっと詳しく知りたい方は、本書を買って読んでみて下さい。
kindle Unlimited(月額980円で読み放題)でも読めます。
1日に最低限必要なカロリーと1日3食
農林水産省が推奨する、18~69歳の男性が1日に必要なカロリーは、2,200±200kcalだそうです。
しかし、これは身体活動レベル別に3段階に分かれています。
・高い→立ち仕事や移動が多い仕事、または活発な運動習慣を持っている人
・普通→座り仕事が中心だが、軽い運動や散歩などをする人
・低い→1日のうち、座っていることがほとんどの人
引用:実践食育ナビ/農林水産省
2,200±200kcalと言うのは、身体活動レベルの低い人の数字です。
普通以上の人は、2,400~3,000kcal必要なのだそうです。
さっきの話じゃないですけど、「農林水産省が定める」というところに、僕は引っかかてしまいますね。
「ホントにそんなに必要なのか?」と。
僕は、iPhoneのアプリに歩数計を入れています。
仕事柄、歩くことが多いんで「10,000歩歩くのが良いとされてるけど、自分は実際どれくらい歩いてるんだろう?」と疑問に思ったことがきっかけです。
そして、直近3ヶ月の歩数がこんな感じです。
3ヶ月平均で、
1日の平均歩数・・・・・9,690歩
1日の平均移動距離・・・7.36km
1日の消費カロリー・・・348kcal
そこに実際の基礎代謝1343kcal/日を足すと、1691kcalになります。
仕事以外の活動も考えると、正確に1日何kcal分活動しているかわかりません。
7.36km歩いても348kcalしか消費しないので、風呂に入ったりiPhoneを持たずに活動している時間を合計しても、2,000kcalも消費していないと思います。
しかも、上の画像を見てもらえればわかりますが、僕は基本土日は、こうやってブログを書いたりしています。
そうすると、平日歩いている分の消費カロリーがガクッと減ります。
理論的には、僕は休日は1,500kcal、平日は2,000kcalくらいあれば良い計算になります。
でも、先ほどの身体活動レベルで言うと、「立ち仕事や移動が多い仕事」に該当するので、2400~3,000kcal必要みたいです。
僕が理想的とされる、2200~3,000kcalの食事をすると、余った分のカロリーはどこに行くのでしょうか?笑
僕は、普段からカロリーを意識して食事していませんので、数字だけではイメージができません。
いわさきグループさんのサイトに1800~2500kcalの献立例がありました。
パッと見の印象は、「多いっ!」。
この献立例は、和食中心ですが、この中に1食でも肉を入れれば、摂取カロリーが増えます。
1日3食きっちり食べると、年齢とともにどんどん太ってきて、お腹の出た中年オジサンになってしまうのもうなずけます。
基礎代謝は、男性なら18歳ごろをピークにどんどん低下しますからね。
それと、3食食べたら、それを消化しなければいけませんね。
お昼ご飯を食べると、午後から眠たくなるという経験は誰でもあると思います。
毎日3食きちんと食べると、その消化吸収エネルギーは、なんと42.195キロを走るフルマラソンで消費するエネルギーに相当するそうです。
引用:できる男は超少食
成長期の高校生くらいまでは、3食食べた方がいいかもしれません。
しかし、日々の活動量や年齢に合わせて、食べる回数や量も見直していくことも大切なんじゃないでしょうか。
僕が実感した1日1食のメリット
ここまでは、数字的な根拠や専門家の意見を中心に見てきました。
では実際僕が、実感した1日1食のメリットはどうか?
身体が重い・だるいがなくなる(特に昼から)
昼ご飯を食べた後の身体がだるい感覚嫌で、始めは仕事を全部終わらせてから昼ご飯食べようと思ってたんですね。
その辺は、自由のきく仕事だったんで。
そしたら、仕事終わったら16時とか。
「あとちょっとしたら、晩御飯だな~」と思って、気がついたら夜だけの1食生活になっていたという感じです。
昼食べないと、あの”食べた後の身体が動かない感じ”が無くなるんですよね。
食べると、消化にかなりのエネルギーを使うんで、頭は働かなくなるわ、身体は重くなるわで僕にとってはデメリットしかなったわけです。
空腹も、慣れると心地いいですし、頭がしっかり働いている感じがします。
僕がこうやって文章を書いている時も、だいたい空腹の時です。
『「空腹」こそ最強のクスリ』『「空腹」が人を健康にする』という書籍で証明されているように、消化器官をいたわることも大事です。
時間とお金が増える
単純に、「食べるための時間」「食べるために使うお金」が1/3になるので、時間とお金が増えます。
「常識=正解」ではないことを知った
「1日3食食べるのが健康」というのが、世の常識でしょう。
でも、僕は1日1食、多くても2食の方が身体も頭も調子がいいです。
実家に帰った時なんかは、昼夜食べるわけですが、12時にしっかり食べると、18時頃にまだあまりお腹が減っていなかったりします。
自分でも食べ過ぎだなあ~と思いながらも意外と食べれてしまうわけですが…笑
実家に帰った時は、あらかじめ体重がアップすると思っています。
1日1食以外にも、「世の常識は自分にとっての正解ではないんだな」と思うこともしばしばあります。
1日1食の効果のまとめ
最終的な結論としては、1日1食の効果はやった人にしかわからない(笑)
元も子もない話になってしまいますが、ホントにそうなんです。
実際やってみて、効果を感じられないなら戻せばいいだけです。
別に何かを失うことはありません。
逆にうまくいけば、時間もお金も増えます。
メリットしか無くないですか?笑
今回の記事をまとめます。
【メリット】
☑頭がさえ、記憶力がアップする
☑ショートスリーパーになる
☑若返って長寿になる
☑精力アップ、男性機能改善
☑セックスレス解消
☑肥満、メタボ解消
☑生活習慣病の改善
☑1日1食+筋トレで細マッチョになる
☑加齢臭が消える
☑夫婦なら年間72万円貯まる(1人当たり36万円)
☑使える時間が増える
☑「省エネ人間なんだ!」「低燃費で動いてるから!」という冗談が言える
【デメリット】
☑「1日1食です」って言うと、ギョッとされるか、「ちゃんと食べた方がいいよ!」と世話を焼かれる
自分が当たり前だと思っていた価値観や常識は、メディアが作り上げていたり、親から受け継いだ価値観だったりします。
常識は大多数の意見であって、「常識=正解」ではありません。
1日1食は一見非常識に思えますが、やってみると意外なメリットに気づきます。
参考書籍
【できる男は超少食】