不安をなくす方法が知りたい。
「大病したらどうしよう」とか、恐怖・不安・ストレスが強すぎて潰れそう…。
このような悩みをお持ちのあなたに、「不安をなくす方法」を紹介します。
僕は、21歳の時と32歳の時に、2回”軽うつ”と診断され、会社を辞めました。
さらには200万の借金で極貧生活で心がボロボロの状態の時がありました。
そんな僕は、これから紹介する「不安をなくす方法」で感情をコントロールして、不安やストレスに対処しています。
生きている限り、ストレスから逃げることは出来ないのかもしれません。
同じ出来事でも大きなストレスに感じる人もいれば、何も無かったかのように涼しい顔をしている人もいます。
僕も以前はストレスが多すぎて、心を病みました。
でも今はほとんどストレスを感じなくなりました。
僕の精神レベルがビックリするくらい飛躍的に伸びたかというとそうではありません。
ほんのちょっとの「考え方」の違い。
ほんのちょっとの「解釈」の違い。
僕たちは「出来事そのものを体験しているのではなく、出来事の解釈を体験しているんだ」と知ったことが僕を大きく変えました。
事実は1つですが、解釈は人の数だけ存在します。
「2人に1人がガンになる時代です。」
と言われると、あなたは不安になるかもしれません。
「50%の確率でガンになってしまう。」と考えるからです。
一方で「50%の確率でガンにならないんだ。」と考える人もいます。
どちらがストレスに感じるかは明確ですよね?
このようなほんのちょっとした違いが、日常生活の様々な場面でちょっとずつ起きているんです。
不安をなくすには、このほんのちょっとのボタンの掛け違いを1つ1つ直していけばいいんです。
不安をなくす方法!禅は人生の処方箋
不安をなくす方法は、「問題をシンプルにすること」です。
「問題をシンプルにする」と言われたってピンときませんよね?笑
あなたはどんな時に不安に思いますか?
きっと「未来のこと」についてじゃないですか?
もっと掘り下げると、
「まだ起きていない未来のこと」
に不安を感じているんじゃないですか?
不安の9割は起きないとも言われます。
実際、今の僕と同じ35歳で死ぬ確率は、0.06%です。
僕が毎日「明日死んだらどうしよう…」と思い悩むのは、0.06%の確率で起こることに対して頭を悩ませることです。
そして、この0.06%の中には不慮の事故も含まれます。
保険などは、言葉通り「万が一」に備えるものなんです。
1万回に6回の確率で起こることに、僕は毎月数万円も払う気になれません。
「いつ死ぬか」など、誰にも予測できません。
少し話はそれましたが、不安をなくすには、自分でコントロールできるものだけに目を向ければいいんです。
自分でコントロール出来ないことは、手放す・捨てる・放っておく・成り行きに任せるしかありません。
多くの人が毎日ストレスを抱えてしまうのは、自分でコントロール出来ないことをコントロールしようとしているからです。
僕は熱狂的仏教信者ではありません。
しかし、禅の思考を知った時、僕がやってきたことそのものだと思ったんです。
だから、禅の思考を知ることで不安・恐怖などのストレスを自分でコントロールできるようになるんです。
不安をなくす方法は、心の断捨離
僕たちは日本人は、少なからず仏教に触れて生きてきています。
わかりづらいので、ここでは「仏教=禅」と考えてもらっていいです。
禅の教えは、不要な感情を手放すためにあります。
禅に学ぶことで、心の断捨離ができるようになると「未来」について悩むことがなくなります。
その結果、「今」に集中して生きられるようになります。
そうすると、今にも雨が降りそうな黒い雲がかかったように重かった心が、青空でスッキリ晴れたように軽くなります。
しかし、心は目に見えないので扱いが難しいんですよね。
僕もいきなり禅の教えを知ったわけではありません。
いろんな遠回りをしながらたどり着いた感じです。
いろんなアプローチがあると思いますが、僕がやってきた中で効果を実感している方法を3つ紹介します。
不安をなくすには、読書が最適
僕たちが不安やストレスを感じるのは、「わからない」ことに対してだけです。
自転車に乗る時に、いまさら「こけたらどうしよう?」とは思わないですよね?
明日会社に行くのに「通勤にどれくらいの時間かかるんだろう?」とは思わないですよね?
なぜ不安に思わないのかおわかりですね?
すでに「わかっているから」です。
当たり前すぎて腹が立ちますか?
わからないことに対して不安に思う。
わかることは不安に思わない。
この2つの事実を考えると、わかることを増やしていけば「不安が減る」とわかります。
“井の中の蛙大海を知らず”
僕は自分を井の中の蛙だと自覚しています。
だから、少しでも視野を広く、少しでも知っていることを増やしたいと思って本を読んでいます。
知っていることが増えると、自分の悩みがいかにちっぽけかを感じる時もあります。
知っていることが増えると、世の中には仕掛ける側と仕掛けられる側がいるんだと気づきます。
視野が広くなることで、自分を客観的に見ることもできます。
自分がイライラしているのは、他人を自分の思い通りに動かそうとしているからだと知ることができます。
今思うのは、15年間読書を続けてきて良かったなということです。
知っていることが増えるのに比例して、不安はどんどん消えていきます。
人間関係の悩みなら、心理学の本もおすすめです。
関連記事:読書スピードを50倍にする非常識な読書法!1ヶ月2冊→100冊に!
モノを断捨離すれば、心の断捨離もできるようになる
モノを捨てるだけで、不安が無くなるってなんだかウソっぽいですよね?
断捨離は、「必要なもの」と「不要なもの」を分けていく作業です。
「使う」「使わない」と判断する作業を繰り返すことが、自然と頭のトレーニングになっているんです。
断捨離をすることは、自分と向き合うことでもあります。
モノの断捨離を通じて、手放してスッキリする感覚を味わうことになります。
目に見えるモノを手放すことができるようになることで、不要な感情も手放すことができるようになるという流れです。
モノの断捨離をすることで、自分で管理できるモノの数で暮らすようになります。
心の断捨離もできると、”自分でコントロールできることだけ”に意識を向けるようになります。
関連記事:シンプルライフや断捨離は、精神的なメリットがとてつもなく多い
シンプルな生活がシンプルな思考を生む
不動産営業の経験やこれまでお会いした方を見ていても、モノの数と悩みの数は比例しているように思います。
スッキリした部屋に住んでいる人は、考え方も前向きで性格もサッパリしています。
モノが多い部屋に住んでいる人は、処理しきれない悩みが多く、後回し癖・依存体質・遅刻魔が多い印象です。
モノの断捨離をすれば、視覚的にスッキリします。
生活から雑音が消えるんですね。
そうすると、不思議と余計なことも考えなくなるんです。
部屋の状態=心の状態
モノの少ないシンプルな生活は、悩みの少ないシンプルな思考と直結しています。
僕も昔は、雑貨屋さんが大好きで「あっ!これオシャレだな。」と思って、ついつい衝動買いしたりしていました。
今は、不要なモノに場所を占領されることの方がストレスです。
関連記事:完璧主義な性格の手放し時~ストレス・生き辛さからの脱却~
関連記事:嫉妬や劣等感から解放される方法
不安をなくす方法とは、自分の人生を生きること
最後におさらいです。
・不安をなくすためには、問題をシンプルにする
→禅思考
・不安をなくすには、自分でコントロールできるものだけに目を向ければいい
・自分でコントロール出来ないことは、手放す・捨てる・放っておく・成り行きに任せるしかない
・「わからないこと」に不安を感じるから、「分かること」を増やせば不安は減る
→読書が最適
・モノの断捨離が心の断捨離につながる
・シンプルな生活は、シンプルな思考につながる
自分で全てをコントロールすることはできません。
理不尽なこともありますし、誹謗中傷されることもあります。
自分でコントロールできないことは、スルーするか距離をとりましょう。
自分にコントロールできることは、自分のことだけです。
自分がやったことに対して、他人がどう思うかまではコントロールできません。
どう思うかは相手に任せればいいんです。
自分が正しいと思うこと、自分が良いと信じることをただやるだけです。
この記事が少しでも、あなたのこれからの参考になればと思います。
不安をなくすためのオススメ書籍
【禅、シンプル生活のすすめ】
「人のせいにしない」
「”おかげさま”の気持ちを持つ」
「皆に好かれる必要はない」
など、基本的な事から意外なことまで100個の”心の洗い方”がのっています。
1日1つずつでも読み進めれば、今硬くなっている心が柔らかくなっていくことを実感できます。
【必要十分生活】